みなさんはソーラー充電器に対してどう言う印象をお持ちでしょうか?
あったら便利なのかもしれないけれど、充電は遅いし値段は高いし嵩張るしと、あまり良くないイメージを持っておられる方のが多いかと思います。
確かにソーラーパネルの変換効率(太陽から降り注ぐ光のエネルグーを、を電気に変える事ができる量)は高くても20%前後とかなり低くしかもパネルそのものも高いので費用対効果を言い出すとあまり優れた製品ではありませんし、iPhoneを1回フル充電する為にかかる電気代を0.2円として1万円もするソーラーパネルを買ったらとしたら単純計算で5万回は充電しなければ元は取れない計算になり一体何年経てば元を取れるのか…..それまで充電性能は維持できているのか?とちょっと不安にもなったりします。
ですがそれは常に電源がある場所で暮らしている人に対しての事であって、よくキャンプやハイキング、トレッキングなどアウトドアへ出かける事が多い方にとってはモバイルバッテリーをそう大量に持ち歩く事もできませんので、電源不要のソーラーパネルがあるとないのとでは安心感が違いますし、もし万が一に遭難した場合にでもスマートフォンを充電でき、そして連絡を取る事もできます。
そして今回は携行するにはこれ以上コンパクトなものはないと言うくらい小さなソーラー充電器「Sunslice」をご紹介致します。
ではどれくらい小さいのかと言いますと、折り畳んだ時の大きさは60mm×87mm×8mmと言うICカード(54mm×85.4mm×0.76mm)やクレジットカードよりもほんの少しだけ大きく(厚みは8mmありSuicaを10枚重ねた程度の厚みがあります)したサイズで重さは70g、そして広げるとICカードサイズ大のパネルが6枚重なっていますので6倍に広がり、そして出力は最大3W(5V0.6A)になります。
ですから財布やバッグの中に入れて持ち歩くには全く嵩張らないこのソーラー充電器はとても便利な充電器と言えますし、荷物の制限されるトレッキングやハイキングなどに持って行くのでもモバイルバッテリーの様に邪魔になると言う事はありません。
ただ出力が3Wしかないので、スマートフォンを使いながらの充電は何をするかにもよりますが、逆にバッテリーが減って行く事もあるので注意が必要です。
ですがこの「Sunslice」には裏技とでも言うべき2個イチ作戦があるのです。元々そう言う出力不足を指摘されるのを分かっていたから、「Sunslice」同士がコネクタでワンタッチで繋げる事ができる様になっており、2個の「Sunslice」を連結させる事で出力は倍の6Wになり最大5V1.2Aの出力が確保できますので、iPadでも問題なく充電する事ができます。
ですから普段から日常的に使いたいと言う方は2台持ち歩くのがベターです。なお詳細につきましては下記URLををご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/sunslicesolar/sunslice-the-smallest-solar-charger-in-the-world
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