ドローンを自律飛行させる場合、今まではGPSを使った位置情報を使ったり、気圧センサーや超音波センサーを使い高度(地面からの距離)や障害物の検出を行ったりする事で自動飛行を実現していました。
ですがGPSはみなさんもカーナビ等を使っているとたまに雲が厚くGPS衛星からの電波が届かなかったり、電波の届く衛星の数が少なくて位置情報にかなりズレが生じたりする事はよくありますし、センサーも超音波センサーなどは何十メートルも先の小さな障害物を検出する事はできませんので完璧に障害物を避ける事ができるかと言いますと完璧ではありません。
ですから現状のホビー向けや撮影用ドローンの自動飛行は一部の機種を除き、何も障害物のない屋外でしか自動飛行する事はできません。
ところが今回紹介するドローン「Mark Drone」は屋内においても壁や天井やもちろん建物の中を行き交う人を避けて飛行する事ができるとても優秀なドローンです。
でもどうやってGPSの電波が届かない屋内で自動飛行を?と思われるかもしれませんが、実はこの「Mark Drone」にはドローンには必須のGPSも気圧センサーも超音波センサーも搭載しておりません。9軸センサー(加速度、ジャイロ、地磁気)こそ搭載していますが、それで障害物が多く狭い屋内を飛行させる事ができるのでしょうか?
それはこの「Mark Drone」には1300万画素の4K撮影が可能な高精細の1/3.06″のCMOSのCCDが搭載されており、このカメラを通して得られた映像を画像処理する事で障害物を自動的に検出するからなのです。
更にカメラから得られた画像からマップを作成してメモリーに蓄積して行きますので、この「Mark Drone」は屋内であってもリターンボタンが押されれば自ら作ったマップを元に飛び立った部屋に戻って来るのです。
もちろん屋外であっても同じで、オートマッピング機能により地図を作りますので、GPSがなくても正確に元いた場所に戻って来る事ができます。
その他の機能として集音用のマイクを使い「Mark Drone」に話しかける事でボイスコマンドで離陸させる事ができたり、
ある特定のジェスチャーやスマイルで「Mark Drone」に自撮りを行わせたりする機能もありますので、集合写真を撮影したりするのにも便利です。
またスマートフォンをコントローラーにし、「Mark Drone」からリアルタイムで送られて来る映像をスマートフォンの画面を通して見ながらマニュアル飛行させる事もできます。
そして自動撮影モードも色々と用意されており、自分を中心に360度ドローンをパンさせながら飛行させて撮影するモードや、飛び立った地点から高度を上げつつ遠ざかる、よくある風景を俯瞰的に撮影するモードやその他様々な撮影モードがこの「Mark Drone」には備わっていますので、20分間の連続飛行と友に様々な撮影をみなさんもお楽しみ下さい。
なお詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/markdrone/mark-worlds-1st-visual-inertial-odometry-positioni
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