みなさんはBluetoothトラッカー、通称”忘れ物防止タグ”と呼ばれている、スマートフォンと組み合わせて使う事で、何か忘れそうになった時にスマートフォンを通じて知らせてくれたり、タグのついたモノが見つからない時にスマートフォンを使って探し出す事のできるとても便利なタグがあります。
このタグは確かにモノを忘れたり、見つからない時に探したりするのに便利なのですが、Bluetoothの古い規格、と言ってもBluetooth4.0やBluetooth4.2を使っているとバッテリーの減りが非常に早く、製品にはバッテリー寿命1年と書かれていても実際のところ、使っている電池のメーカーにもよりますが短いと2ヶ月持たなかったりします。
と言いますのは”Bluetooth Low Energy:BLE”と言う省電力規格が出て来るまでは非常にバッテリーを消費する上に、通信スピードも遅く、何か忘れた時の反応も、Bluetoothの電波強度を利用してスマートフォンがアラートを出しているのですが、非常に反応が遅かったり、同じ設定にしておいてもアラートを出す距離がバラバラであったりと、実用面ではイマイチな製品が3,4年前は実際の所多かったのが事実です。
ですがBluetooth5.0と言う新しい規格が出て来た事で、通信距離、スピード、省電力とも格段にアップされ、Bluetoothトラッカーの精度や反応も良くなっており、バッテリーの持ちも格段に良くなっております。
そして今回はそんな進化しているBluetoothトラッカーの中から「Stack」をご紹介致します。
この「Stack」の特徴はまず見た目の小ささです。
縦横1インチ、つまり2.54cmしかないこの「Stack」は、おそらく世界最小のBluetoothトラッカーではないでしょうか?
と言いますのも小型化すると必然的に搭載するバッテリーの大きさが制約され、バッテリーの持ちが悪くなるのですが、この「Stack」は普通に毎日持ち歩いていて最大1年持つ様に設計されています。
そして装着の仕方としては両面テープで貼り付けるか、キーチェーンでの取付けとなるのですが、挟んで使える専用のクリップや、巻き付ける事のできるベルトがついたオプションも用意されています。
そして機能面でもこの「Stack」は他を凌駕しています。この「Stack」は1度に20個もの「Stack」を同時に監視できる他、グループ機能と言って、例えば撮影用のカメラ機材、ドローン撮影機材、通勤用ガジェットと言う様にグループ分けして「Stack」を貼り付けたものを管理する事ができます。
通常、Bluetoothトラッカーは管理しているスマートフォンとペアリングが切れたり、電波強度がある一定以下になった場合にアラートを出す仕組みになっており、例えばその外出には不要なBluetoothトラッカーを貼ったガジェットを自宅に置いて行ったとしても、スマートフォンは忘れたとしてアラートを出す様になっていますし、もし鳴らさないでおこうと思えば、1つ1つ鳴らさない様に機能をOFFにしなければなりません。
そこでこの「Stack」では、例えば自宅にジオフェンスと言う仮想のエリアを設定しておく事で、そのエリアに置いて来たもの、つまり自宅に置いて来たものは忘れたものではないと認識させてアラートを出さない様にできる他、ジオフェンス外に出た時に持って出た「Stack」を取り付けたガジェットのみを追跡し、ジオフェンス外で忘れた時のみアラートを出す様なっていますので、無駄なアラートで鬱陶しくなる様な事がなくなります。
と言う様にこの「Stack」は、今までに洗い出されたBluetoothトラッカーの不便な点を全て解決し、かなり洗練されたBluetoothトラッカーに仕上げられていますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1303721092/stack-worlds-smartest-gear-tracking-system
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