外出中にスマートフォンやタブレット、そしてPCを使うものにとってバッテリーは言わば生命線です。
バッテリーがなくなれば連絡どころか仕事させも出来なくなってしまいあらゆる面において不便になります。
ですから外出中にヘビーにこれらデジタルガジェットを使う人にとってモバイルバッテリーは必須ガジェットとなるわけですが、一体どう言うモバイルバッテリーが一番使い勝手が良いのでしょうか?
1つは最近増えて来た、AC充電アダプタを内蔵したモバイルバッテリーです。このジャンルのモバイルバッテリーはコンセントに直差しして充電できる上にパススルー充電と言って、接続したガジェットを先に充電してから自ら内蔵するバッテリーを充電する為に、モバイルバッテリーを充電する為の充電器が不要なので荷物が減る上に、充電が終わったのを確認して充電されていないガジェットに切り替えたりする手間もないので、モバイルバッテリーに充電するガジェットを充電ケーブルで繋いでおけば寝ている間に全てのデバイスを充電してくれる為に朝までグッスリと寝る事ができます。
そこで今回は自己充電回路を搭載し、USB-C PD(Power Deliver)にも対応し15インチMacBook Proも充電可能な「E-FUSION」をご紹介致します。
まずこの「E-FUSION」は15インチMacBook Proを1回フル充電する事ができる6,700mAhものバッテリーを搭載し、USB-C PD対応のポートを1ポート、QuickCharge3.0対応のポートを1ポート(5V/3.6A、9V/2A、12V/1.5Aの最大18Wで充電可能)、そして最大5V/2.4A出力のUSBポートを2ポート備えている上にQiワイヤレス充電(5W出力のものと最大出力10WのProバージョンがあります)にも対応して最大5台のデバイスを同時に充電する性能を持っています。
ただし気を付けてなければいけないのでは合計出力は30Wなので5台同時充電するとそれぞれの充電電流は少なくなり、充電時間は長くなります。
そしてこの「E-FUSION」はどの様なデバイスでも急速充電を可能にする為に既存の充電規格全てをサポートしています。
例えば皆さんが使っているiPhoneやiPadはBC(USB Battery Charging Specification)1.2と言う規格ですし、サムスンがスマートフォンに採用しているのはFastCharge、HuaweiはFCP(Fast Charger Protocol)、その他はクアルコムが作ったQuickCharge3.0やPump Express MTKと言う規格もあるのですが、これら全てに対応していますので、どのメーカーのどのデバイスを接続してもこの「E-FUSION」は最適な最速スピードでデバイスを充電してくれます。
またUSB-C PDは2.0/3.0規格に対応し、5V/3.6A、9V/2A、12V/1.5Aで最大18Wで充電できる他、microUSBやLightning変換ケーブルを使い他の充電規格に対応したものも充電できる様になっています。
またこのUSB-C PDポートは「E-FUSION」の充電にも使えます。
と言う様に出力がもううちょっと欲しい気もしますが、そうなると放熱の事もありせっかく手のひらサイズに小型化されているのに、iPhone Xs MAX程度の大きさにまで大きくなってしまいますので、このあたりが妥協点かなとも思えます。
そしてMacBook Proを充電する事はできますが、電源を入れて使いながらの充電は出力不足でできませんのでそのあたりは注意が必要ですが、スマートフォンを複数台とGoPro等を同時充電する程度なら十分なスペックを持っていますので、もし気になる方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/e-fusion/e-fusion-a-game-changer-in-chargers
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