朝起きてスマートフォンの充電を忘れた上にモバイルバッテリーの充電を忘れて残量ゼロで、しかも寝坊して直ぐに家を出なければならないなんて事は滅多にない事ですが、もしそう言う事が起これば貴方ならどうしますか?
1日節電モードで行きますか?それともとりあえず出かけて途中で充電できる場所を見つけて充電しますか?それとも遅刻覚悟で充電してから出かけますか?
そう言う時、アッと言う間に、着替えて身支度している間にフル充電される様なモバイルバッテリーがあれば助かりますよね。
今回は次世代バッテリーとして注目のグラフェンと言う炭素から作られた熱伝導性、電気伝導性共に優れた素材を使ったグラフェンバッテリーを使用した「Apollo Traveller」をご紹介致します。
たった18分でフル充電完了
この「Apollo Traveller」はUSB-C PD(Power Deliver)に対応した電源を使用し20V/3A(60W)と言う条件があるものの、最短で18分でフル充電できると言うのが最大の魅力です。
一般的にバッテリーの充電時間は、この「Apollo Traveller」と同じ様な5,000mAhを5V/1A(5W)出力の充電器を使い充電するとおよそ6〜7時間要しますし、5V/2A(10W)で充電できたとしても3〜4時間となります。
これがUSB-C PDに対応したモバイルバッテリーで18W程度で充電できたとしてもフル充電にはやはり2時間程度かかってしまいます。
ただ充電電流を多くすれば充電時間は早くなるかと言いますとそうではなく、モバイルバッテリーに使われているバッテリーがリチウムイオンにしても、ニッケル水素電池にしても、1つのバッテリーの充電電流には最大値があり、それが足かせになっております。
ですから充電時間の短いモバイルバッテリーは、例えば大容量のバッテリーだと4本でまかなえる所を容量の小さなバッテリーをたくさん内蔵し、4本を8本、12本にする事で、一度に12本のバッテリーを同時に充電する事で充電時間の短縮を図っているのですが、そうするとモバイルバッテリーは大きく重くなると言うデメリットがあります。
それをこの「Apollo Traveller」はグラフェンを使う事で一気に充電する事ができ、単一セルなのでiPhoneXとほぼ同サイズな上に重さも200gと文句の付け所のない仕上がりとなっているのです。
しかも一般的なリチウムイオン電池や、ニッケル水素が300〜500回程度しか充電出来ないのに対してこの「Apollo Traveller」は何と1000回と倍以上も再充電可能なのです!!
充電性能
そしてこの「Apollo Traveller」には入力と出力兼用のUSB-C PD対応コネクタの他にUSB-Aを1ポート備えており、2台のデバイスを同時に充電できる他、USB-C PDポートを使い「Apollo Traveller」を充電しながらUSB-A端子に接続したスマートフォンやタブレットを充電すると言った使い方もできます。
そしてその肝心の充電性能はUSB-Aポートの方は充電規格QuickCharge3.0に対応し、最大5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A(MAX18W)で充電する事ができます。
一方USB-Cポートの方は出力は、5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/2.25Aで最大45Wで充電可能ですので、15インチMacBook Proも余裕で使用しながら充電できる素晴らしい出力性能を持っています。
一方USB-C PDを使った「Apollo Traveller」の充電は5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/3Aと20V出力可能なUSB-C電源と組み合わせる事で最大60Wで充電でき、その充電時間は前述した様にたった18分です。
ですからこの「Apollo Traveller」はいざとなればMacBook ProをはじめとしてUSB−C充電のノートPCをも充電する能力を持ったモバイルバッテリーとなりますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/anywatt/apollo-traveller-fastest-recharging-and-ultra-slim
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