ブラウザやアプリで自分のアカウントでログインする際にメールアドレスとパスワードだけでは不安だからと2段階認証をかけたのはいいけれど、面倒!!と思っておられる方も少なくないはず。
一般的に2段階認証はSMSによるワンタイムパスの通知か、Google認証システムの様なアプリを使うかのどちらかになり、それら通知されたり表示されたパスワードを入力しなければログインや決済はできない様な仕組みになっています。
最近ではスマートフォンではスマートフォンに内蔵された指紋認証や顔認証と言った生体認証を2段階認証として利用するアプリもあり、これは便利なのですが、パソコンでのログイン等になると側にスマートフォンを置いて作業をしなければならずとても面倒です。
そこで今回はサイトへの2段階認証を自動で行ってくれるFIDO U2F対応のカード型メモリー「BeamU」をご紹介致します。
FIDO U2Fとは?
FIDO(FastIDentityOnline)はとっても簡単に言えばサイトにログインする際にスマートフォンに搭載されている指紋認証や顔認証を利用してログインするのと同じで、既に市販化されているもはUSBメモリーの様な形状をしたデバイスで提供され、このFIDO U2FがGoogleであるとかDropbox、Amazonと言ったFIDOに対応したサイトにログインする際に2段階認証にこのFIDOを利用していると自動的にパスワードを入力してログインしてくれると言うものです。
ですから生体認証機能のないスマートフォンでもこの「BeamU」を利用する事で2段階認証をパスして自動ログインしてくれますし、初めてアカウントを作成したサイトであればこの「BeamU」が自動的にパスワードを生成してパスワードを入力し、更にこの「BeamU」がそのパスワードを覚えおり、ログインする為に自動でパスワードを入力してくれますので、2段階認証を組んでいたとしてもこの「BeamU」があれば自動でログインされますので便利です。
また指紋認証によりこの「BeamU」はロックされていますので万が一落としたとしても安心です。
モバイルストレージ機能
更にこの「BeamU」にはメモリーも内蔵されており、32GB,64GB,128GBと3種類のラインナップが用意されており、データを持ち歩いたりする事ができる様になっています。
そしてこのメモリーも指紋でロックされており、指紋でロックを解除しない限りはPCにマウントされない仕組みとなっていますので安心ですし、データはもちろん暗号化されて保存されていますので、落としたとしてもデータが盗まれる様な事はありません。
そしてPCと接続する時は専用のカードリーダー的なクレードルが付属しているのですが、持ち歩くのが面倒な時はオリジナルのUSB-Cチップをこのカードに直差しできる様になっており同時にPCから「BeamU」の充電を行う様になっています。
スマホが見つからない!!と言う時は
そしてまたこの「BeamU」はBluetoothでスマートフォンと通信できる様になっており、スマートフォンでもこの「BeamU」を利用できるのですが、「BeamU」にはそれとは別に忘れ物防止タグによく組み込まれている、スマートフォンが見つからない時にスマートフォンから音を発してスマートフォンを見つける手助けをしてくれ、iPhoneを持っておられる方なら”iPhoneを探す”アプリを使ってiPhoneを見つけるのと同じと思ってもらえば分かり易いと思います。
ちなみに「BeamU」はクレジットカードサイズ大で厚みも0.84mmと薄いので財布に入れて持ち歩くと言う事も可能ですし、財布に入れて折れたりして壊れるのが恐いと言う方は充電機能のついた専用のカードケースも付属していますので、そちらを利用するのも手です。
またこの他にも紹介し切れていない機能はたくさんありますので、もっと詳しくお知りになりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/beamu/beamu-security-and-convenience-at-your-fingertips
この記事へのコメントはありません。