部屋の中の中の同じ場所を行ったり来たりして行き会ったりバッタリで掃除をしていたロボット掃除機も、今ではセンサーやカメラで部屋のマッピング(部屋の間取りや家具の位置等を計測して地図にする事)を行い短時間に効率良く、そして掃除し残す場所が出ない様にキッチリと掃除する様になるまで改良されています。
更にあるメーカーのロボット掃除機はドッグ(充電ステーション)に戻るとロボット掃除機にたまったゴミをドッグが吸い上げてロボット掃除機内のダストボックスを常に空にして吸引力が落ちない様にしているだけでなく、ゴミ捨ての回数が少なくなる様にされたものもあったりします。
そしてその他に掃除をしながら拭き掃除をするロボット掃除機や、拭き掃除専門も掃除機が出て来て、ゴミだけでなくフローリングの床の汚れまで一緒に綺麗にするものまで出て来ました。
ただ既に市販されている拭き掃除ロボットには1つだけ欠点があり、その欠点を見事に解消したロボット掃除機「Narwal Robotic Cleaner」を今回はご紹介致します。
偏芯する三角形モップがガンコな汚れも綺麗に拭き取り
まずこの「Narwal Robotic Cleaner」は普通の毛のついたブラシで掃き掃除をするモードの他に、ブラシをモップに取り替えて拭き掃除をする2つのパターンを持っており、掃き掃除は拭き掃除は分けて行われる仕様になっています。
そして拭き掃除モードの時に装着するモップは単なる円形をしたモップがクルクルと回転する他の拭き掃除ロボットとは違い重心をズラした三角形をしたモップが回転しながら床を拭いて行く様になっており、ちょうど手で円を描く様に床をゴシゴシと拭く感じで拭き掃除をする事になり、回転式のモップだと円状に汚れがスジとなって残る様なものも、綺麗に1回で床についた汚れを拭き取る事ができる様になっています。
途中でモップを自動洗浄して再び出動
そして拭き掃除もモップが綺麗な最初は床も綺麗に拭き取って行きますが、次第に汚れがモップに付着するに連れてモップが汚れて、汚れを取らないだけでなく、最悪な事は汚れたモップが床を汚してしまう事があります。
確かに私達が雑巾を使って拭き掃除をする時もバケツですすぎ洗いしない状態で拭き掃除をし続けていると、掃除をしているのか汚しているのか分からなくなりますよね。
ところがこの「Narwal Robotic Cleaner」は何と掃除の途中でドッグに戻りモップを自動クリーニングした後に、掃除を途中で止めた場所まで戻り、再度拭き掃除を始める機能を持っており、私達がバケツと雑巾を使って拭き掃除を行うのと同じ事をこの「Narwal Robotic Cleaner」は自動で行うのです。
なのでドック内には洗浄用の水と汚水を入れるタンク、そして洗剤をセットするタンクがセットされて常にモップを綺麗に保つ様になっていますので、我々が行うのはドッグ内の水の補充と汚水の処理だけと非常に楽なのです。
LiDARセンサーでマッピング
そしてその途中から拭き掃除を再開する効率的な機能は、「Narwal Robotic Cleaner」に搭載されたLiDARセンサーによるものです。
LiDARセンサーとは自動運転の自動車等に用いられているレーザー技術で、周囲360°にある障害物までの距離を測る距離センサーで全方位をカバーしています ので、超音波センサーの時にはぶつかっていた椅子の細い足や透明なペットボトルなどにはもう、ぶつかる事はなくスイスイの中を効率良く隅々まで掃除を行います。
また掃除は手動でドッグ上のボタンをおしてマニュアル掃除する以外に、スマートフォンから予めスケジュールをセットして掃除をしたり、リモートで出先から掃除時刻をセットしたり今すぐ掃除をさせる事もできますので、うっかりと「Narwal Robotic Cleaner」に掃除をさせる事を忘れて出て来た様な時にも便利ですので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/narwal/narwal-worlds-first-self-cleaning-robot-mop-and-va
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