最近と言うか、かなり前に自転車用ヘルメットにイノベーションが起こった事をみなさんはご存じですか?
自転車用のヘルメットはポリカボーネードやポリプロピレン樹脂のシェルの内側に硬化発泡スチロールを貼り付けたものが主流でしたが、最近ではmips(Multi-directional Impact Protection System)、日本語で言うと多方向衝撃保護システムと言う機能を持った頭を保護機能に優れたヘルメットが増えて来ています。
このmips(ミップス)機能のついたヘルメットは2重構造になっていて、外側のシェルと内側のシェルは完全に固定されているのではなく動く様になっており、特に転がりながら落車した場合従来のヘルメットですと、回転しながら地面に接触するとその反動によって頭は強く揺さぶられ頭以外に首も大きな影響を与えますが、mips機能のついたヘルメットは外側のシェルと内側のシェルの間に入っている緩衝材によって頭や首にかかる衝撃を抑える事ができます。
そんなmips機能にプラスしてライトを内蔵している究極の安全性を持ったヘルメット「Lumos Ultra」をご紹介致します。
ヘッドライトとテールライトを搭載
このヘルメット「Lumos Ultra」はmips機能の他に走行中に自分の安全を担保するヘッドライトとテールライトを装備しています。
何故なら自転車本体に装備したヘッドライトは自転車の前方しか照らし出しません。
確かに走行中に前方の障害物等を見つけると言う意味だけで見れば、ヘッドライトは前方を照らし出しているだけで良いのですが、自転車のヘッドライトの光量と言うのはそう強くありませんから、例えば真横から近づく車、斜め後ろから来る車からは角度的に認識できない事も多く夜間走行は非常に危険性が高いのです。
一方この「Lumos Ultra」では頭を左右に振るだけでヘッドライトは頭を向けた方向を照らし出しますので、キョロキョロを回り見渡しながら走行すれば、真横や斜め後ろから近づく車に対して自分の存在をアピールする事ができますし、頭の位置にライトがありますので車高の高いトラックにたいする被視野性が上がりますので、より安全性が高まります。
またテールライトに関しても、自転車本体に取り付けると背の低いセダンタイプの車からは認識できるかもしれませんが、サドルの下で点滅している様なテールライトはトラックの様な車高の高い車からは実際のところ見えませんので、そう言う意味で頭の位置にテールライトがついている事で後方から近づくトラックにもよく見えますので、安全性が高まります。
ウインカー機能搭載
そしてこの「Lumos Ultra」にはウインカー機能が装備されており、右左折する際の意思表示をLEDの点滅にて行う事ができる様になっているのですが、夜間走行をしていてみなさんは右左折したり車線を変更したりする際に後方から近づく車両に気付いてもらえずにヒヤッとした経験ってありませんか?
昼間ならまだしも夜間は周囲も暗く、対向スピードの予測もし辛いので、まだ後方から近づく車両は遠いから大丈夫と思って右左折したら車の急ブレーキ音が響いてビクッとすると言うのは実際よくあります。
そう言う意味でウインカーがついていると相手に対してもよく分かりますので危険性は減ります。
またウインカーの点滅はハンドルに取り付けるワイヤレススイッチにて行う事ができるのですが、AppleWatchを持っておられる方はAppleWatchをつけた手を上げる事で曲がる方向のウインカーを連動して点滅させる事ができ、腕の動きとウインカー両方で曲がる事をアピールする事ができる様になっています。
エアフローに優れた吸排気口
そしてこの「Lumos Ultra」は夏場の頭の蒸れ対策も万全です。
前方に3ヶ所の吸気口と後方に大開口の排気口を設けて、排気効率を上げて夏場の頭の蒸れを最小限に抑える様に工夫されています。
ここのポイントは吸気口よりも排気口の面積が広いと言う点で、排気口が狭いとどうしてもヘルメット内部に当たり抜けきらなかった空気が逆流したり滞留してしまいそこで蒸れが発生しますが、排気口が大きいと吸気口から流入した空気はどこかの排気口から流れ出ますので、蒸れを最小限に抑えられると言う訳です。
そんなライダーの快適性と安全性を究極にまで考えて作られてヘルメット「Lumos Ultra」に興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLにて詳細はご覧ください。0
https://www.kickstarter.com/projects/lumoshelmet/lumos-ultra-the-new-standard-in-bike-helmets
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