コロナ禍の中、最近注目なのがスマートフォンを紫外線殺菌する装置です。
元々スマートフォンはトイレの便座よりも汚れていると言う事が言われて続けて来ている事もあり、これら雑菌を一気に一掃する為にスマートフォンを紫外線殺菌する装置は以前から存在していたのですが、マスク不足の折りマスクをいかに長く使うかと言う事で紫外線殺菌装置に白羽の矢が立ち、マスクと同じ様な大きさのスマートフォン、どちらも殺菌できる装置が今はたくさん製品化されています。
更にマスクとスマートフォンが殺菌できる装置の中には装置の上に置く事でQiワイヤレス充電できるものもあり、殺菌と充電の両方ができる様にになっているのですが、今回紹介する「Cell」はそれにプラスしてスマートフォンスタンドとしても使える何とも器用なガジェットです。
上げ底反射板
この「Cell」のUV-LED殺菌は、ケースの蓋側に250ー258nmの紫外線を照射する3発のUV-LEDを装備しており、その出力は3mW×3です。
そして1度にスマートフォンの全面を殺菌する為に底面にはステンレス製の金属版を敷き上げ底にして反射された紫外線がスマートフォンの裏面にも照射される様になっています。
ただこの方式の場合、紫外線LEDから照射されるLED光が直接当たる部分は紫外線も強く付着したウィルスも確実に不活性化されるのですが、反射光が当たる裏面となるとかなり光源から遠くなるのとUV-LEDの照射強度が3mWですから、短時間での殺菌は懐疑的です。
ですから長時間紫外線を照射するか、途中で裏返して裏面にも紫外線LEDの光が直接当たる様に照射する方がより殺菌効果は高くなります。
シリコン製の蛇腹ケースは角度をつける事が可能
次にこの「Cell」の特徴としてケースの側面板がシリコンで作られており、なおかつ蛇腹構造に折り畳む事ができる様になっていますので、完全に折ってしまった状態になると非常に薄くなりますので持ち運びにとっても便利です。
ですから出先でマスクを殺菌すると言う用途にも使えますし、蛇腹を伸ばしてしまえば内容量は大きいのでサングラスの様な厚み、大きさのあるものもUV殺菌する事ができます。
更に蓋の方は最大15WでQiワイヤレス充電可能なワイヤレス充電台となっていますので、ワイヤレス充電に対応したスマートフォンを急速充電する事ができるのですが、蛇腹構造の蓋は一面の蛇腹だけを折り畳む事で蓋に角度をつける事ができ、結果としてスマートフォンスタンドの様にスマートフォンに角度を付けて置く事ができるのです。
つまりこの「Cell」はワイヤレス充電を行いながら動画やYouTubeを鑑賞すると言った事が可能なのです。
また「Cell」にはUSB-C入力に加えUSB-C出力を備えており、別なデバイスも充電ケーブルで充電する事ができるのです。
様々な場所を殺菌
そしてこの「Cell」は蓋と底がセパレートになっている為、蓋に内蔵されたUV-LEDだけを点灯させ、ドアノブに向かってUV-LEDを当てればドアノブを殺菌する事ができますし、もちろんテーブルや椅子等も殺菌できます。
また靴等も靴の中はさすがにこの「Cell」が突っ込めませんので殺菌できませんが、外側に付着したウィルスは少なくとも「Cell」の紫外線LEDの照射で殺菌する事ができますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLにて詳細はご覧ください。
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