ゲーミングキーボードと呼ばれるジャンルのキーボードがあるのをみなさんはご存じでしょうか?
ゲーミングキーボードはパソコンでゲームをプレイする際にマクロと言ってある決まったキー操作を記録し、ワンキークリックで呼び出せると言った機能を持っているのですが、1番の特徴は連続した早い打キーに俊敏にシンクロして反応し、長時間使用しても手指が疲れない様な工夫が施されている事です。
更にゲーミングキーボードは同じキーを連打しますので、特定のキーだけが壊れますので交換できる様になっている他、市販のキーを使う事で自分好みの打ち加減のキーに変更して自ら使い易いキーボードにカスタマイズする事もできます。
ですからゲーミングキーボードは別にゲームに限らず、例えば文章を毎日何時間も入力したり、プログラミングをしたりするライターやプログラマーの方にも手指が疲れないのでオススメで、今回はロープロファイルと言う呼ばれる厚みの薄いキーを採用した薄型のキーボード「Keychron K3」をご紹介致します。
9種類のキーから選択可能
まずこの「Keychron K3」の特徴は何と言ってもロープロファイルと呼ばれるCherryMXや今回選択可能なGateronの標準的なキーと比べてキーの高さが低いキーが採用されています。
とは言っても標準的なキーのキーストローク(キーが押し込まれる距離)が4mm前後で、ロープロファイルのメカニカルキーのキーストロークが2.75mm±0.25mmですからその差はわずか1mmですが、キーの厚みは半分以下なので結果的にキーボードを薄くする事ができますので、ノートPC用のキーとして採用しているメーカーもあります。
そしてメカニカルキーは赤軸、青軸、茶軸の3種類から選択でき、仕様は決まってはいないものの各社右にならえではありませんが、赤軸はクリック感のない軽いキータッチのキーで、青軸はクリック感による明確な入力感が魅力なキーで、茶軸はタクタイルによる軽快な入力感が魅力的なキーになります。
それにプラスして6種類のオプティカルキーからもキーは選択可能です。
オプティカルキーの特徴はメカニカルキーが金属接点が接触する事でキー入力を検出するのに対して、LEDの光を受ける受光部を押し込まれるキーが遮る事でキー入力を検出しますので、メカニカリキーの様にチャタリング防止(スイッチをONにした際に接点が微妙に接触したり離れたりする事で複数回キー入力を行ったかの様になる減少)の検出回路の必要性がないのでメカニカルキーと比較して高速入力した際のレスポンスが非常に良いのが特徴です。
またオプティカルキーはキーストロークも、キーがONとなる接点距離もメカニカルキーよりも短くなっていますので高速入力に適しています。
そしてオプティカルキーは赤軸、青軸、茶軸の他に白軸(押込圧30gと赤軸よりも軽い赤軸と同じ性質のキー)、黒軸(押込圧が50gと赤軸と比べて10gも重くしっかりとしたクリック感のあるキー)、オレンジ軸(青軸と非常によく似た性質のキーで青軸よりも若干押込圧が重いキー)の6種類から選択する事ができ、オプティカルキーは7000万回のキーストロークに耐えられる様に設計されています。
幅広キーはスタビライザーでガタ付き防止
そしてゲーミングキーボードでよく問題になるのが、スペースキーやSHIFTキー、TABキーやCTRLキーなのどキーの幅が広い特殊キーのガタ付きです。
これた幅の広い特殊キーには横幅の広いキーが使われているだけではなく他のキーと同じキーが使われていますのでキーキャップの形状によってはキーを押した時に左右がガタつき、強く抑えすぎると取れたりするものがある他、キーが傾いて隣のキーと干渉して押し込んだまま戻って来なくなる事もあります。
そこでこの「Keychron K3」ではスライビライザーと言う補助キーをキーの両サイドに埋め込む事で幅の広い特殊キーが真っ直ぐ降りて戻って来る様になっています。
なおWindows、Mac両方で使える様にキートップはWindows用のaltキーをWindowsキー、そしてMac用のcommandキーとoptionキーが付属しています。
ワイヤレスでもワイヤードでも使用可
また「Keychron K3」はBluetoothで3台のMac&WindowsマシンやiPhone、iPad、Androidと接続して内蔵バッテリーで連続34時間使用可能な他、USB-CケーブルでPCと接続して使用する事もできますので、PCでゲームをプレイする場合はワイヤード(ケーブルで接続した状態)でプレイするのがオススメです。
そしてキーボードの大きさは縦横が116mm×306mmと横幅だけで見れば13インチMacBookの横幅とほぼ同じで厚みは最大部で22mm、最小部で17mmと、キーが交換可能なキーボードとしてはかなり薄く総重量もアルミ製ボディーながら395gとかなり軽く携帯にも便利ですので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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