みなさんはネットで度付きメガネが購入できるってご存じでしたか?
一度大手のメガネチェーン店の店頭でメガネを購入すると、あなたの眼に関するデータはそのチェーン店のサーバーに残されているのが普通です。
ですので、そのチェーン店のECサイトで購入する場合であれば、あなたの眼に関するデータはその会社に残っていますので、フレームとレンズを選んで支払いをオンラインで済ませば店舗に出向かずとも配送されて来ます。
ですが違うオンラインショップで気に入ったフレームを見つけて購入したい場合、レンズの度数の他にも伝えなければならない情報があります。
そこで今回は、そう言ったネットでメガネを買う際に必要な情報を眼科やメガネ店に行かなくても自宅で簡単に計測できる検査キット「EyeQue VisionCheck 2」をご紹介致します。
必要な情報は4つ
では一体ネットでメガネを購入する際に必要な情報とはどう言ったものがあるのでしょうか?
1つ目は”SPH(Sphere):球面度数”で近視であれば-2.45や-3.5と言った様な小数点を含む数字に表されているもので、老眼であれば+○.○と言った数字になります。
そして2つ目に必要なのがCYL(Cylinder:円柱度数)で、これは乱視度数と言って乱視が入っていない方はこの数値は不要ですが、乱視があってある角度にあるものだけ見え辛いと言う方は必ずこの数値を入れておかないとその方向にあるものがボヤけて見えたりしますので必ず必要で、0.25刻みの小数点表示の数字になります。
そして3つ眼が(AXIS:乱視軸)で、これも乱視が入っていない方は不要ですが、乱視がある方はどの部分(右上とか左下とか)にあるのかと言う事を0〜180°の数値で記されています。
またこの他に元々は近視で加齢に伴って老眼が入って来て遠近両用レンズが必要な方は、ADDと言う欄に数値が記入されているのですが、この「EyeQue VisionCheck 2」においては近眼の方の遠視度合いが計測できると言うのが最大の特徴で、メガネが合わなくなって来たけどメガネを作りにメガネショップに行くのが今の時期はちょっと恐いと言う両親にネットで注文して贈ると言った事がこの「EyeQue VisionCheck 2」があれば可能になります。
より簡単にセットできる様になった検査レンズ
ではこの「EyeQue VisionCheck 2」はどの様にして視力検査を行うのかと言いますと、専用のアプリを起動した状態のスマートフォンを付属の顕微鏡の様なレンズに取付けて一連の検査を行うのですが、既に販売しているバージョンではスマートフォンのモニターに同じ様な顕微鏡の様なレンズを当てがった後にベルトで検査レンズをスマートフォンに固定すると言う事をしなくてはいけませんでした。
そのため、取付に不慣れな方は取り付けている際に指や手がスマートフォンの画面に当たり、専用のアプリが終了したり違うアプリに変わったりと言う事があり、慣れないとセットがとても大変だったのですが、この「EyeQue VisionCheck 2」はスマートフォンを差し込むだになり以前よりもずっとずっとスムーズに検査ができる様になっています。
瞳孔間距離が計測できるメガネが付属
そしてメガネを作る上でSPH(球面度数)の他にもう1つ絶対に必要なのがP.D.(Pupil Distance:瞳孔間距離)です。
これは左右の黒目の中心までの距離で、これが分からないとレンズの中心と眼の中心を合わせる事ができず、焦点のズレたメガネでは周囲の風景が歪んで見えたりするので必ず必要な数値ですが、これも付属のメガネをかけ、スマートフォンにインストールしたアプリで自撮りする事で簡単にアプリが黒目の中心位置を検出して距離を計測してくれます。
と言う様にこの「EyeQue VisionCheck 2」はメガネを作る際に必要な情報を自宅にいながらにして計測できる他、視力チェック(視力は分かりませんが、近視の補正度数を知る事で視力が低下しているかどうかの判断はできます)も出来ますので、ちょと最近見辛いんじゃないって時にも手軽に使って頂けますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/eyeque/eyeque-visioncheck-2-smartphone-vision-test
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