アルコール(=エタノール)は全てのウィルスや細菌を除菌・殺菌できる訳ではない事はみなさんご存じですか?
例えばその例として1番分かり易いのが食中毒を引き起こすノロウィルスですが、このノロウィルスはアルコールでは不活性化(=殺菌)しませんが、強アルカリ性を示す、アルカリ電解水は次亜塩素酸水などでは不活性化する事ができ、この他にもアルコールでは不活性化しない最近やウィルスと言うのはたくさんあります。
そこで万能で扱いも簡単なのが紫外線殺菌です。強力な紫外線を浴びせる事で、紫外線を浴びた生物はDNAの鎖を壊され細胞分裂ができなくなり、やがて細胞全てが死滅する事で不活性化しますので、アルコールでもアルカリ水でも効果がない様なウィルスや細菌と言ったものでも紫外線は多いに効果があります。
そこで今回は、どこででも簡単に紫外線殺菌が行えるUV-LED殺菌ボックス「Casee」をご紹介致します。
両面照射で確実に殺菌
さて、紫外線殺菌装置において1番重要な事は紫外線が殺菌を行う対象物に均一に照射されるかどうかです。
そう言う意味でショップで見かけるボックス型のUV-LED殺菌装置は蓋側にしかUV-LEDは内臓されておらず、底面に紫外線を照射するLEDがないだけでなく、底がフラットで完全に底側は密着してしまいUV殺菌できないものが多い事です。
中には良心的なものは、ボックス内を雨水ステンレス鋼の板を張り付ける事で紫外線を反射する様にしているだけでなく、スリットを入れる事で殺菌対象のガジェットを浮かして底面側に向いた方も殺菌しようとしているものもありますが、それでも光源となるUV−LEDから距離がありますので果たしてウィルスや細菌を殺菌するだけのパワーがあるのかと言うと疑わしいものがあります。
ですがこの「Casee」ではガジェットを斜めに立てかけさせて収納する事で、スマートフォンなどは上下5個、合計10個のUV-LEDから照射された紫外線が確実に両面を照らし出す殺菌を行いますので確実に殺菌する事ができます。
また時計、指輪、ブラシ…..何でも片方からの照射ですとどうしても影になる部分が出て来て殺菌できない部分が出て来ますが、この「Casee」は上下にUV-LEDを内臓していますのでほぼ死角は出来ませんので安心です。
ワイヤレス充電
またこの「Casee」にはどう言う訳かQiワイヤレス充電機能を搭載しています。
「Casee」の置くのスロットに入っているバーを跳ね上げて来るとその中には送電用のコイルが入っており、立てかけてワイヤレス充電が行えるだけでなく、バーの位置は任意に位置で固定できるため、スマートフォンのコイルの位置に合わせて止められますし、横置きでも多少スマートフォンをより左側に寄せないといけませんが、横置きでも充電でき、充電しながらの動画鑑賞も可能です。
そしてQiワイヤレス充電に対応していないスマートフォンはUSB-A端子を備えていますので充電ケーブルを使った充電も可能になっています。
なおこの「Casee」はバッテリーは内蔵しておらずUSB-Cに対応した18W(9V/2A)以上の出力を持つ電源が必要となって来ますのでご注意下さい。またその他詳細につきましては下記URLをご覧ください。
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