ワインは開栓して空気中の酸素と触れる事で酸化が進み、その酸化によって味の変化をもたらします。
それはある一定の短時間でしたら良い方向、美味しくなる方向へと進むのですが、何日も空気と触れた状態では今度は味が悪くなる方へと進んで行くとてもデリケートな飲み物です。
ですからワインはボトルを開けたら飲みきらないといけないだとか、残った場合は栓をして空気と触れない様にしなければいけないとか色々と言われますし、まだ若いワインだとデキャンタージュと言う酸化の促進を行う事を行う事で酸味や渋味が消えて美味しくなるなんて事も言います。
そこで今回は、ワインの開栓から保存、そしてワインを美味しくするデキャンタージュまで全ての事が行える「Vinotok」をご紹介致します。
開栓
ではまず最初に開栓作業ですが、この「Vinotok」には開栓作業を行う2つの道具が付属しています。
まず1つ目はホイルカッターと言う、ビンの頭を覆っているアルミの封の事で、ソムリエの方はソムリエナイフを頭の部分に当ててボトルを回しながら頭の部分を切り取ってコルクを露出させますが、このホイルカッターはボトルの頭に被せて捻るだけで簡単にかつ綺麗に頭を覆っている部分だけを切り取る事ができます。
そして次にやる作業はコルクを抜いて開栓ですが、手でクルクルと回すコルク抜きや、ソムリエナイフなどを使うと、たまにコルクが引きちぎれてコルクを抜くのに一苦労させられるなんて事がありますが、この「Vinotok」に付属するコルク抜きは電動で、ボトルの頭に被せてスイッチを入れコルクが抜けるまでそのままの状態を維持するだけなので女性でも簡単に開けられますし、コルクが引きちぎられたりと言う事も電動コルク抜きを使えばほぼありません。
デキャンタージュ
次に若いワインではやった方が良いデキャンタージュもこの「Vinotok」では簡単にできる様になっています。
一般的にデキャンタージュはデキャンタと言う容器にワインを移してから行いますが、この「Vinotok」では開けたボトルそのもので行えます。
デキャンタージュの仕方はとても簡単でデキャンターと呼ばれる長いストローの様な棒のついたパーツに電動のコルク抜きの頭についたパーツを分離し、デキャンターに取り付けてボトルに差し込みスイッチを押すだけです。
この電動コルク抜きの頭のパーツにはポンプが内蔵されており、このポンプからストローの様な棒を通ってボトル内のワインに30秒間空気が送り込まれ泡立てられ、ほど良く酸化が行われます。
またワインを注ぐ度にデキャンタージュを行うボトルに差し込んで使うエアレーターも付属しています。
保存
そしてもし、ワインボトル1本飲み干せなかった時にもこの「Vinotok」があれば安心です。
何故なら真空キャップと、ボトル内の空気を抜く、先ほどデキャンタージュを行った際に使ったポンプを使って今度は空気を送り込むのではなく、空気をボトルの中から吸い出す事に利用できるのです。
そして空気を吸い出してほぼ真空になったボトル内は酸化反応の元となる酸素がありませんので、そのまま冷蔵庫で保存しえあげれば味の変化、劣化を防ぐ事ができますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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