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7カラーLEDで観察物に色つけもできハンディータイプにもなるスマート顕微鏡「BeaverLAB Pro」

最近の子どもさん向けの顕微鏡はデジタルカメラがはじめからついていたり、スマートフォンを取付られたりする様になっており、昔なら夏休みの宿題で顕微鏡で見たものをレポートに載せようと思えば顕微鏡を覗きながら自分で描くしかありませんでしたが、今ではデジタルカメラやスマートフォンで撮影し、プリントする事ができる様になっており顕微鏡観察も非常に楽に出来る様になっています。

そこで今回は、顕微鏡にスマートフォンを取り付けて撮影するのではなく、顕微鏡内のCCDが捉えた映像をリアルタイムでWiFiでスマートフォンに転送し顕微鏡写真の保存が可能なスマート顕微鏡「BeaverLAB Pro」をご紹介致します。


スマホを見ながらピント合わせが可能


今回紹介するスマート顕微鏡の便利な所はWiFiでスマートフォンと接続しスマートフォンで顕微鏡が捉えている映像をリアルタイムに見ながら観察したりその映像を保存したり出来る所です。
これと同じ様にWiFiでスマートフォンに映像を飛ばしてスマホを見ながら観察できる顕微鏡と言うよりはデジタル拡大鏡と言った方がピッタリなガジェットはいくつかあるのですが、顕微鏡のジャンルとしては非常に少なく、100万画素のCCDで最大800倍にまで拡大できる様な高性能はこの「BeaverLAB Pro」を覗いても数種類しかないのではないでしょうか?


7色カラーの照射LED


そしてこの「BeaverLAB Pro」はプレパラートに乗せた試料を明るく照らし出すためにLED照明を内臓しているのですが、白以外にオレンジやレッド、バイオレットなど合計7色のカラーで試料を照らす事ができる様になっています。
これは非常に便利な機能で、昔、顕微鏡を使った理科の観察実験でじゃがいものデンプンを観察する為にヨウ素液で紫色に着色する事で試料を観察し易くした事があると思いますが、この「BeaverLAB Pro」では照射する光の色を変える事で透明に見えている試料を着色して見易くする事ができるのです。

また色だけでなくLEDの明るさも見易く自由に変更する事ができますので、試料もハッキリと綺麗に撮影する事ができます。


レンズ部分を外してハンディーでも使用可能


そして「BeaverLAB Pro」はレンズ部分だけを外して拡大鏡の様にも使えます。
またカメラの周囲にはLEDも内臓しており、光を照射しながら撮影できる事から、細かいものを拡大して撮影したり、屋外に出て植物の花や葉を観察したり様々な用途に使えますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/octsan/beaverlab-welcome-to-the-microscopic-world

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