みなさんはiCloudやDropBoxと言ったクラウドストレージに対してどれくらいの金額を支払っていますか?
例えばそれが月に500円だったとすると年に6,000円支払う事になりますが、写真や動画と言ったものをクラウドストレージに保存する様にしているとその容量と言うのはすぐにいっぱいになり、プラン変更をしてクラウドストレージの容量をアップすると、更にその費用は増え続けて行きます。
かと言って無料のクラウドストレージのサービスはいつ終わるのか?が分かりませんし、基本的に無料のクラウドストレージはそこに保存されたファイルから得られた情報等をデータとして第三者機関に売る事で収益を得て無料サービスを提供していますので、言うなれば無料のものを使っているが為に個人情報を丸裸にされている様なものです。
そこで今回はお互いのもつパーソナルクラウドストレージをお互いに提供し合う事で、半永久的に無料で使えるクラウドストレージを提供する「Box」をご紹介致します。
お互いのBOXを繋ぐFulaネットワーク
今回紹介するBOXは、インターネットに接続されるネットワークサーバーNASの様なもので、特徴的なのはFulaネットワークと言う独自のネットワークに個々人のBOXは接続され、クラウドストレージを構築する事です。
そしてお互いのBOXは暗号化された上でブロックチェーン技術によってお互いを守り、もしどこかのBOXがダウンしたとしても他のサーバーに保存されたノードによって落ちたBOXは再現されますので、個人間で構築するクラウドストレージとは言え、安全性は高く、データが消失してしまう可能性も限りなく少なくなっているのが特徴です。
また、そしてご自身のクラウドストレージへはアプリを使ってログインする事ができ、自分に割り当てられたストレージ容量までは自由に使用できる様になっているだけでなくランイングコストはBOXを起動しておく為の電力とネットに接続する為の回線使用料やプロパイダ料金なので、わざわざインターネット回線を引くと言う事でなければその負担は、大手のクラウドストレージを利用するよりもグッっと安く上げる事ができます。
BOX Lite と BOX XL
そしてこの「Box」にはBOX LiteとBOX XLと言う2つのタイプのクラウドサーバーがラインアップされています。
BOX Lite、BOX XL双方ともコントローラーボードにはRaspberryPi4を使用しているため、万が一CPUボードが逝ってしまったとして交換できると言うのが強みです。
またBOX Liteは単独でクラウドサーバーとして動作し、2つのUSB-Cコネクタのうち一方には1TByteのストレージが予め差さっており、もう片方のUSB-Cには後からメモリーを追加する事ができます。
そしてBOX XLはHubと呼ばれる中心的なサーバーに加えBase and Gridと言うHubとTowerと呼んでいるストレージラックを結ぶ為の接続台から構成されており、ベーシックなパッケージではHubに1台のTowerが付属しているだけなのですが、Towerは最大8台まで増設する事ができ、Hubには最大4台のストレージ(メモリー)を搭載できる他、Towerにはそれぞれ最大2台のストレージを搭載する事ができるので、将来的にどんどんとクラウドストレージにデータがたまって行くであろうと予測できる方はBOX XLを最初から選択するのがベターです。
Fulaトークン
そしてこう言った個々人で持つクラウドストレージを繋いでクラウドサーバーを構築する場合、提供したストレージ容量の60%、70%がそれぞれ提供者に割り当てられ、残りの30%〜40%は他のサーバーデータのバックアップ用に提供される事で、お互いが無償でクラウドストレージを使用できる様になっています。
ですから当然、この「Box」も1Tbyte提供した人が1TByte割り当てられたのでは、お互いのサーバーのバックアップエリアが減りますので、使える容量は少なくなり、増やそうと思えば提供するストレージを増やさなければいけません。
そこをこの「Box」ではFulaトークンと言う、大雑把に言うと仮想通貨の様なものを提供ストレージの容量に合わせて発行する他、マイニングによってもFulaトークンは獲得でき、手持ちのFulaトークンによってクラウドストレージを利用できると言う仕組みを取っています。
つまりFulaトークンはいっぱい持っていれば、それだけストレージが多く使え、逆にストレージは良いければFulaトークンに魅力があると言う方はBox XLでストレージを多く提供したりマインニングする事で獲得する事ができるので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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