1986年に発売されたMacintosh PlusはそれまでのメカっぽいAppleコンピュータとは違い、デザインが非常に斬新で美しかった事からアーティストを中心に広まり、DTPと言えばMacintoshと言うことになり、その傾向は今でも色濃く残っており、こと熱狂的なAppleユーザーは性能も低くてはダメなのですが、デザイン重視な所があり、特に古いApple製品をデフォルメした様な製品には特に魅力を感じます。
そして今回紹介するUSB-C充電器「Retro67」は初代Macintoshである”Macintosh Plus”をイメージしてボディーが設計されているのがポイントです。
MATRIXアニメーションするディスプレイを搭載
今回紹介するUSB-C充電器「Retro67」は、大きさが57mm×39mm×41mmの非常にコンパクトな、バッグだけでなくポケットにも入れて持ち歩く事ができる様なコンパクトなUSB-C電源でフォルムが”Macintosh Classic”ではなくあえて”Macintosh Plus”を選んでいると言う所がAppleファンの心をくすぐる所なのですが、それとは別にもう1つ心をくすぐられるギミックを搭載しています。
ではそれは何かと言えばディスプレイで、この”Retro67”のディスプレイは表示する事ができ、”Retro67”の総出力電力数字で表示するだけでなく、Matrixと言う映画のオープニングシーンで見るあの様々なキャラクター文字が上から下へと流れて行くあのシーンの様に四角いドットが上から下へと充電中は流れるアニメーションをずっと流し続ける事です。
こう言った遊び心って言うのも、充電器と言うガジェットには全く不要なものではありますが、あえてそう言った性能とは全く無縁なものを入れて来ると言うのは非常に良い共感を覚えます。
出力性能
次にUSB電源としての性能ですが、この「Retro67」には3つのUSB-Cポートがあり、それぞれUSB-C PD3.0(Power Deliver)の他、QC3.0、SCP/FCP, Apple 2.4等のほぼ全ての急速充電規格をサポートし最大67W(5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/3.35A)で充電が可能な他、PPSもサポートしており3.3A〜20V/3Aで充電する事が可能です。
そして3ポート合わせた合計出力も67Wですので複数のポートを同時使用した場合は、USB-C1ポートが1番出力が割り当てられており3ポート全てを使おうとも最大出力45Wが割り当てられていますので、MacBook Proも問題なく同時に充電する事が可能です。
また2ポートだけを使用する場合、USB-C2ないしUSB-C3ポートは最大出力が20Wとなり、USB-C2とUSB-C3を併用して使用する場合はそれぞれ最大出力は15Wで、3ポート同時に使用した場合はUSB-C1は45Wで、USB-C2とUSB-C3の合計出力が15Wに抑制されます。
折り畳み式コンセントプラグ
そして「Retro67」には折り畳み式のUSプラグが採用されていますので、持ち歩く時はプラグを折り畳んで持ち歩く事でコンパクトになるほか、コンセントプラグを折り曲げてしまったりだとかそう言う事も避けられますし、飛び出たコンセントプラグでバッグの中の他のものを傷つけてしまうと言う様な事もありません。
またオプションにはなりますが、USプラグにはめて使うAUとEUタイプの変換プラグアダプタが用意されていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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