10年ほど前の電動空気入れと言えば、車のシガープラグから電源を取り、けたたましい音とは裏腹に空気はなかなか入らない上に、車から電源は取っているのに車のタイヤに空気を入れるだけの能力はありませんでした。
ところが最近の電動空気入れは軽くてコンパクトになっただけでなくバッテリーで動作し自転車やボールだけでなくバイクや車のタイヤに空気を普通に入れる事ができる様な電動空気入れも非常に増えています。
ですがここで選択肢を誤ると、コンプレッサーのモーターが回転する大きな音は聞こえるが、見た目に空気が入ってタイヤが膨らんで行く様子は一向に見られないだけでなく走る事もできないと言った様な事にもなりかねません。
そこで今回は、間違いがないだけでなく従来の電動空気入れに対してほぼ倍のスピード、1/2の時間で空気をフルに注入する事ができる電動空気入れ「ZETTA 1024」をご紹介致します。
19インチタイヤの空気圧29PSIから35PSIにするまでに必要な時間はわずか90秒
今回紹介する電動空気入れ「ZETTA 1024」は、とてもパワフルで、2t近い重さの車体が乗っている19インチタイヤの空気圧が現在29PSI(2bar)だとすると35PSI(2.4bar)に加圧するのに必要な時間はたったの90秒です。
例えば風船を膨らませる際に風船の上にぶ厚い本が載っているとします。そうした場合、風船に口で息を吹き入れて風船を目一杯大きく膨らませようと思った場合、普通の方であれば絶対に無理と言う判断を下されるはずです。
何故なら風船だけなら難なく膨らませる事ができてもその上に荷物が乗っていては相当力強く息を吹き込みませんと風船は膨らみません。
それはタイヤも同じで、車体の重さが2t近いとするとタイヤ1に本あたりにかかる荷重は単純計算で500kgですから、その500kgの荷物を押し上げながら空気を入れなくてはいけませんので、相当な圧力で空気を押し出す事ができる空気入れでないと空気が入っていかないのは容易に分かります。
その上で90秒で0.4barの空気を注入できるのですから、このサイズ感からは想像できないパワーを持っており、この空気入れなら自転車やボール、浮き輪やビニールプールなどであればアッと言う間に膨らませてくれます。
5種類のノズルがセット
次にこの「ZETTA 1024」には5種類のノズルが付属しており、車のタイヤだけでなくバイク、自転車のタイヤに空気を注入するだけでなく、浮き輪やビーチボールなどにも空気を入れる事ができますし、ニードル状のアダプターを使えばサッカーボールやバレーホール、バスケットボールなどにも空気を入れる事ができます。
また「ZETTA 1024」には予め、車、バイク、自転車、ボールと言った4つのモードが用意されており予め空気圧が設定されていて、空気圧が分からなくても空気を入れる事ができる様になっています。
また空気圧が設定されており、セットされた空気圧に達すると自動的に止まる様にもなっていますので、空気の入れ過ぎでボールを弾けさせたりする様な事はありません。
更にこの電動空気入れにはLEDライトが搭載されていますので暗い場所で空気を入れなければならないと言った様な際に手元を明るく照らし出してくれます。
困った時にはモバイルバッテリーにも
そしてまたこの電動空気入れには7,800mAhものバッテリーを搭載しており、場合によってはこの大容量バッテリーを使ってバッテリー切れになりそうなスマートフォンを充電する為のUSB-Cポートなども備えおり、常時充電し自宅や車の中に備えておく事でなにかあった際にとても役に立ちますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/gigapump1024/zetta-1024-2x-faster-portable-tire-inflator
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