電動空気入れには概ね2つのタイプに分かれます。
1つはモーターに取付られたファンを高速に回転させる事でたくさんの空気を送り込む事で膨らませるタイプの空気入れと、自転車の空気入れの様にシリンダーで空気を圧縮し、高圧になった空気を送り込むタイプの空気入れとに分かれます。
そして前者の空気切れは大量の空気が必要なビニールプールなどに空気を注入するのに適していますし、後者の圧縮空気を入れるタイプの空気入れは自転車や車のタイヤの様に口で息吹いて空気を入れる事が出来ない様なモノに対して空気を入れるのには適していますが、送り込む空気の量は大くはありませんのでビニールプールの様な大量の空気を必要とするモノに空気を入れるのには適していません。
ですが今回紹介する電動空気入れ「Wind Gallop Inflator」であればどちらにでも使用する事が出来るだけでなく高速です。
デュアルポンプにする事でオールマイティーな空気入れ
冒頭にも述べた様に、ビニールプールの様にたくさんの空気を必要とするモノに使用する空気入れは高圧の圧縮空気を注入する空気入れよりも、たくさんの空気と言うか風を送り込むタイプの空気入れの方が素早く膨らませる事が出来ます。
一方で風を送り込むタイプの空気入れでは自転車やバイク、自動車のタイヤには空気を入れる事は出来ませんし、SUPボードの様にある程度圧力を加えて空気を入れなければいけないものもに対しては使えません。
一方で圧縮空気を注入するタイプの空気入れは圧力を必要とするタイヤやSUPボードに空気を注入するにには適していますが、たくさんの空気を必要とするビニールプールに様なものに対してはもちろん膨らませる事は出来ますが、少しずつしか空気を注入出来ませんので、非常に時間がかかると言う問題があります。
そこでこの時間がかかると言う問題をデュアルポンプと言う空気を圧縮し送り込む為のポンプを2つ内蔵する事で一度によりたくさんの空気を送り込む事がこの「Wind Gallop Inflator」では出来、何と1分あたり300Lの空気を送り込む事が出来ますので、ビニールプールなどもアッと言う間に膨らませる事が出来ますし、最大150PSI(10.5kg/cm²)の圧力で空気を注入する事が出来ますのでSUPボードから自動車のタイヤまで空気を注入する事が出来るだけでなく、自動車のタイヤにしても1本あたり1〜2分と非常に高速で空気を注入する事が出来ます。
更に吐出口と同じ面に吸気口も設けられており、吸気口にノズルを付け替える事で圧縮バッグを圧縮すると言った用途にも使用する事が出来ます。
500ルーメンの作業灯
次にこの「Wind Gallop Inflator」には最大輝度500ルーメンのLED照明が内蔵されています。
こう言ったメインがLED照明ではない装置に取り付けられたLED照明と言うのは”点灯しますよ”と言う様な程度の機能しかなく、本格的にLED照明として使用するには明るさも不十分なものが多いのですが、この「Wind Gallop Inflator」には何と500ルーメンものとても明るい照明が内蔵されていますので、夜間に空気を入れると言った様な作業を行う場合も十分に明かりを確保した状態で作業が行えますので作業もし易く安全です。
シガープラグからも充電が可能
そして最近のこう言ったバッテリーを内蔵した電動空気入れの場合、たいていUSB電源から充電する様になっており、この「Wind Gallop Inflator」も7500mAhものバッテリーを最大18Wで4時間かけてフル充電するのですが、もしモバイルバッテリーを持っていなかったりUSB-C電源を差し込む為のコンセントがなかったりすると充電する事が出来ません。
ですがこの「Wind Gallop Inflator」には車のシガープラグから充電できると言う、昔の電動空気入れにはあったけれど、最近の電動空気入れにはなくなっていた機能が復活しており車でレジャーに出かけた際に充電し忘れていても移動中に充電する事が出来る様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLにてご確認ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1854076860/wind-gallop-all-in-one-inflator-with-brushless-motor
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