MacBookもMacBook Proも新機種が登場し、Windowsマシンも今後はUSB-Cコネクタを採用するものが多くなる傾向にある事から、今後は増々とUSB-C関連の新しいガジェットが増えて来ますが、今回はその中でも注目度が高くそして使用頻度が高いUSB-Cケーブルを紹介します。
このUSB-Cケーブル「Baseus」はMacユーザーにはお馴染みのMagSafeと同じ片側がマグネットコネクタになっておりUSB PD(Power Delivery)に対応しており最大100Wまでの給電能力がありますので、当然の事ながら15インチのMac Book Proも余裕で充電する事ができます。
そしてこの「Baseus」の特徴は何と言ってもその形状で、L型コネクタになっている事です。L型コネクタになると何が良いのかと言いますと、ケーブルを前後に出す事ができると言う事です。例えば普通のストレートケーブルですとUSB-Cケーブルは芯線の数も多く太いので曲がりにくいので狭い場所でMacBook Proを使う場合などは前後に出せた方がケーブルの曲がりの分のスペースを気にする事がありませんのでレイアウトを比較的に自由に取る事ができます。
しかもMac Book Proの右側のコネクタにUSB-Cケーブルを差し込んで充電をして右手でマウスを使用する場合、確実にケーブルが邪魔になりますが、L型ケーブルであれば前後どちらかにケーブルを出す事ができるので邪魔になりません。
しかもこの「Baseus」はただL型と言うだけではありません。マグネットコネクタそのものにも拘りの工夫が見えます。それはマグネットコネクタのピンが2段になっていると言う事です。普通、LightningコネクタのマグネットコネクタもmicroUSBのマグネットコネクタも横1列に並んでいますが、横1列にピンを並べるとどうしてもコネクタの幅が広がります。そしてこの「Baseus」も5ピンの充電しかできないマグネットコネクタですが、その5ピンを2段にする事でコネクタ幅が10mm程度とApple純正のUSB-Cケーブルのコネクタと変わらないコネクタ幅を実現しています。そしてこのコネクタ幅の狭い事こそが隣のUSB-Cコネクタを使用できる利点となるのです。つまりこの「Baseus」は隣のUSB-CコネクタにUSBメモリーやUSBカードリーダーと言ったUSB-C対応機器を挿して使用する事ができると言うわけなのです。
そしてコネクタがL型になる利点はそれだけではありません。スマートフォンで使用する場合にもL型は非常に有利です。例えばスマートフォンのコネクターがiPhoneの様に下側にあってスタンドを使う場合、ストレートケーブルの場合どうしてもケーブルがスタンドに当たってうまく立てる事ができませんが、L型コネクタの場合はケーブルが邪魔になりませんから多少不安定ではありますが、ストレートケーブルよりは安定して縦置きする事ができますし、ケーブルの断線の心配もありませんし、ケーブルはプレミアムTPEナイロンケーブルを使用していて車を引っ張ても断線する事はありません。
ちなみに気をつけなければならないのは、このコネクタは5ピンのコネクタが2段になっているのでコネクタの接続方向には極性があると言う事です。もし反対側にケーブルを取り出したいと言う場合はMacBook Proに差し込んでいるコネクタを抜いて挿し直す必要がありますのでご注意下さい。なお詳細につきましては下記URLをご覧下さい。
https://www.kickstarter.com/projects/1234664819/baseus-worlds-fastest-magnetic-usb-type-c-cable
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