今のポータブル冷蔵庫って昔のポータブル冷蔵庫と冷え方が全く違っているってご存じでしたか?
昔、車載電源(12V)で動く冷蔵庫を買ったけれど、出かける前から冷蔵庫に電源を入れて冷やしておかないと1時間経ったら逆に冷蔵庫の中に入れたドリンクが温くなっていたなんて笑い話がある程、冷えませんでした。
この冷えない要因の1つはペルチェ素子と言って半導体を使って冷やす方式を採用している車載冷蔵庫が多く、家庭の冷蔵庫の様にコンプレッサーを使ったものではなかったからです。
このペルチェ素子を使った冷蔵庫はホテル等に設置してある音の全く出ない冷蔵庫としても利用されているのですが、これも電源が切ってあればなかなか冷えませんよね。
ですが最近は家庭の冷蔵庫の様にコンプレッサーを使ったポータブル冷凍・冷蔵庫も増えて来ており、今回紹介する「LiONCooler」もそんな冷凍・冷蔵庫の1つで-20℃まで冷やす事ができます。
電源レスで動くからアウトドアにも最適
この冷凍・冷蔵庫「LiONCooler」の最も特徴的な所は、バッテリーを内蔵し、バッテリーだけで外気温の温度と冷蔵か冷凍で使うのかにもよりますが、4〜6時間程度冷やし続ける事ができる事です。
ペルチェ素子方式の冷蔵庫ではバッテリー駆動するものがあったりするのですが、コンプレッサー方式はさすがに圧縮用のモーターを動かしたりしなければならず消費電力が大きいので家庭用電源か車載電源が必要なのですが、この「LiONCooler」はLG電気製の省電力小型コンプレッサーを利用する事でバッテリー駆動を可能としています。
その為にキャンプやBBQと言ったアウトドアレジャーに持って行ったとしても冷やし続ける事ができますし、冷却用の氷を入れたりする必要がないので、ドリンクや食材をたくさん目一杯詰め込んで持って行く事ができます。
ソーラーパネルで災害時にも便利
そしてこの「LiONCooler」はオプションの90W出力のソーラーパネルで充電する事ができる事です。
ただソーラーパネルだけで24時間動かし続けられるかと言うとそれは無理なので夜間は止まってしまいますが、それでも夏場などの気温が高くてモノがすぐに腐ってしまう様な時は少しでも冷やし続ける事ができる冷蔵庫があれば、昨年の夏に近畿地方を襲った台風の様に長期間電気が止まる様な事があったとしても、とても助かります。
スマホで管理、スマホを充電
そしてこの「LiONCooler」はスマートフォンで動作を変える事ができ、冷凍・冷蔵の切替から冷却温度や動作モードを変更する事で無駄なバッテリー消費を抑えてバッテリーの持ちを良くしたりする事ができる様になっていますし、USB端子も内臓しておりスマートフォンの充電も可能ですので、とても便利です。
そんな「LiONCooler」は冷却能力や内臓バッテリー容量は同じで、内容量だけが30L、40L、50Lと違う3機種が用意されていますので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1262227003/lioncooler-the-worlds-smartest-portable-solar-free
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