タカラトミーが1年ちょっと前に”ザ・昭和シリーズ”としてリリースしたラジカセ、レコードプレイヤー、テレビは昭和生まれの方達にとってとても懐かしさと憧れを覚えさせるものでした。
特に昭和レコードプレイヤーの原型モデルとなっている日本コロムビアのポータブルプレーヤー”Model GP-3”は夏の風物詩の1つであるラジオ体操等でも活躍したので見覚えておられる昭和世代の方も多いでしょうし、昭和ミニラジカセの原型モデルの三洋電気のおしゃれなテレコこと「MR-U4SF」も人気商品だったので、覚えている、持っていたと言う方も多かったのではないでしょうか?
そして今回紹介するのは日本ビクターの名機”RC-M90”のミニチュアレプリカです。
40%スケールのM90 MINI
さてM90が何故名機と言われたのかと言いますと、当時のラジカセとしては珍しくワウ・フラッター0.05%の20cmウーハーと6.5cmツイーターを搭載し、30Wの大出力アンプで高級コンポデッキクラスの音質を誇ったからです。
当時のラジカセとでウーファーを搭載すると言うのはあまりなく、重低音の響くこのM90は、目を閉じてM90が再生するサウンドに耳を傾ければまさにスレテオコンポで聴いているのと同じ様なサウンドを再生してくれました。
そのM90が40%スケールで再現されたのが今回紹介する「RepliTronics M90」シリーズ2タイプで、このMINIサイズはカセットテープは入りませんが、取っ手部分、そしてアンテナ、カセットホルダー部分は可動式になっており、実機の同じ様に動く様になっています。
Bluetooth5.1搭載16Wスピーカー
そして実際の中身はBluetooth5.1通信モジュールを搭載した、直径63.5mm/出力16Wの大口径ステレオスピーカーで、迫力あるステレオサウンドを最大60時間強(内蔵バッテリーは10,000mAh)も連続再生する能力を持っています。
また背面には充電用のUSB-C端子と、USBメモリー等を接続できるUSB-A端子(スマートフォンへの充電も可)を備え、楽曲ファイルを保存したUSBメモリーを差せばMP3プレイヤーとしても動作し、実際フロントパネルのボタンで、電源ON/OFF、再生・停止、曲送り・曲戻りと言った操作もできる様になっています。
更に3.5mmAUX入力も備えており、3.5mmジャックでオーディオプレイヤーなどと接続して再生する事もできます。
またちょっとにくいのが背面の、実機なら電源ケーブルを収納するポケットに充電用のUSB-A – USB-Cケーブルを収納している点で、本当によく再現されています。
1/6スケールMICRO
そしてもう1つのM90 MICROは、1/6スケールのバッテリー(電池駆動)のBluetoothスピーカーになっています。
さすがに横11cm弱と言う大きさですので細かなギミックは再現されておらずアンテナも伸びたままですが、小さいのでインリアにもなりますし、ちょっと昔を懐かしんでデスクの上に飾っておき、昭和歌謡を流して当時を懐かしむなんて使い方もできますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/newwavetoys/replitronics-mini-boombox-project
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