スマートウォッチによるストレス検出のプロセスは、従来では主に心拍を利用しています。
ですが心拍と言うのはストレスだけでなく運動や感情の変化、呼吸の仕方によっても容易に変化しますので、一様にストレスがかかっている状態であるのかどうなのか、と言う事は心拍数を計測し予測するだけでは正確にストレスがかかっている状態であるかどうかと言う事を判断する事は非常に難しいものがあります。
ですがストレス指標である人間が産生するホルモンの1つであるコルチゾールを計測する事でストレス状態は正確に計測する事は可能で、今回紹介するスマートウォッチ「NOWATCH」は正確にストレスを計測できるスマートウォッチの1つです。
モニターを持たないスマートウォッチ
今回紹介するスマートウォッチ「NOWATCH」には心拍センサー、SpO₂センサー、温湿度センサー、そしてフィリップスが開発したストレス診断の元となる汗と一緒に分泌されるコルチゾールを検出するためのセンサー等々を搭載しており、言うなれば高性能なスマートウォッチになります。
ですがこの「NOWATCH」にはモニターがなく、本来モニターがあるべき場所には天然石がはめ込まれています。
これには設計者やデザイナーの方の様々な想いが込められていると推測されますが、おそらく気になってモニターを見続ける事でモニターに表示される数値が更なるストレスを誘い込むと言うのを断ち切る為と言う見方もできますし、切り出された天然石の波紋を見つめる事で心を落ち着かせリラックスさせると言う意味もあるのでしょう。
振動でストレスを認識
そして「NOWATCH」で計測した生理的指標データはスマートフォンに送られ、専用アプリで評価されて視覚的にいつどれくらいのストレスがかかっていたのかを表示してくれる他に「NOWATCH」側にもコルチゾールの濃度の上昇と共にハプティック(振動を起こす事で触感を使えるデバイス)によって知らせる様になっています。
そして「NOWATCH」からの振動を受けたら目をつむり瞑想したり、深呼吸したり、散歩してみたり、みなさんが1番ストレスを発散しリラックスできるルーティーンを「NOWATCH」の助けを借り見つける事でストレス・レベルを極限まで下げる事ができる様になり、結果的に使用し始めて数ヶ月もすればストレスフリーな状態へと移行する事ができます。
スマートウェイクアップ
またこの「NOWATCH」には他の同ジャンルのガジェットにはない、ちょと面白い、スマートウィエイクアップと言う目覚まし機能を搭載しています。
このスマートウェイクアップと言う目覚まし機能は、「NOWATCH」を腕にはめて就寝してもらいみなさんの睡眠を十二分に学習し、みなさんの睡眠パターンを分析する事で眠りの浅いレム睡眠状態にある時に目覚ましを鳴らして起こすと言う機能で、スッキリと目覚めさせてくれる機能です。
睡眠は一般的にはレム睡眠とノンレム睡眠を1つのサイクルとして90分で1週する様になっており、レム睡眠時に起こす機能で、ポイントはギリギリ起きて間に合う時間にセットするのではなくある程度余裕を持って時間をセットする事で、時間は固定ではありませんが、必ずここだとスッキリと起きられると言うポイントで起こしてくれる機能で、毎朝スッキリと目覚める事ができ、目覚めの不快=ストレスから解放される機能です。
そしてこの他には今、自分の状態を「NOWATCH」を通してスマートフォンでリアルタイムに視覚化する事でマインドトレーニングする機能を持っていたりとストレスを受けてもいかに効率良く解消するかと言う事をトレーニングさせてくれるスマートウォッチになっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。