スマートフォンやタブレットを触っているとついついタッチ操作になってしまっていますので、いざPCを操作した時に思わずモニターをタッチして操作しそうになる事がありますが、タッチ操作できないものは出来ないので仕方ありません。
ですが最近、こう言ったタッチスクリーン化されていないノートPCの画面をタッチ化できる様にしたり、この「i-MANTA」の様にモニター以外にもプロジェクターでスクリーンや壁に投影されたデスクトップをタッチ化できる様にする製品が相次いで発表されており、非常に便利になりつつあります。
そこで今回はタッチペンとしてでなくスタイラスペンとしても使える「i-MANTA」をご紹介致します。
3次元空間にあるペンを認識
今回紹介するタッチスクリーン化デバイス「i-MANTA」は空中に浮かぶペンをカメラが捉える事でタッチ化を可能にしていますので、画面サイズで言えば最大300インチの画面サイズにまで対応しており、プロジェクターによってスクリーンや壁に投影された
デスクトップを操作する事ができるだけでなく、モニターに映し出されたデスクトップも操作可能です。
では何故この「i-MANTA」は空中に浮かんだ小さなペンを、他のペンと間違わずに認識できるのかと言うと、この「i-MANTA」のペンからは常に赤外線が送出されておりカメラはその赤外線の出本を追跡しているに過ぎません。
まず最初に画面の4隅を認識させる為のキャリブレーション(スクリーンや壁、そしてモニターに映し出されるマーカーを順番にタッチして行くだけ)を一度行えば自動的に「i-MANTA」がペンの位置と空間座標とのマッピングを行う事でペン先の正しい位置にマウスカーソルを動かす様に出来ています。
またカメラはモニターないし壁に対して20°の角度があれば300インチの大きさのモニターであっても問題なくトラッキングする事ができる性能を持っているため、ノートPCで使うならノートPCの左側の手が当たらない離れた部分に置くのがベストです。
ペン先だけでタッチ操作を実現
そしてこの「i-MANTA」の素晴らしい所は、1本のペンだけでタッチ操作を実現している所です。
実際のところこれと同ジャンルの製品は既にあるのですが、カメラがジェスチャーを検出する事で各種操作を検出できる様にしていたり、ペンに設けたスイッチでクリックや右クリックを実現しているものもあります。
一方この「i-MANTA」のペンはペン先に感圧センサーを内蔵する事でモニターや壁、スクリーンをチョンとタッチした事を検出できる様になっており、クリックだけでなく長押し、クリック&ドラッグと言った操作も可能ですし、スタイラスペンとして利用するのであれば線を描いたり色を塗ったりと言った操作もできる様になっています。
Macでも使用可能
そしてこの「i-MANTA」はWindowsだけでなくMacでも使えるのがポイントで、こう言った製品の多くはWindowsでは使えてもMacでは使えないと言うものが少なくありませんので、そう言った意味でも操作の多様性をMacにもたらしてくれるデバイスですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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