Bluetoothワイヤレスイヤホンの場合、2〜3台のデバイスとペアリングしておけるものが殆どですが、このペアリングと言うのは単純に登録作業の事で、このワイヤレスイヤホンはこのデバイスとだけ接続できますよと言う契約書の様なものを交わしているだけで、実際には接続できるのは1台のデバイスのみで、ペリング済みのデバイスとワイヤレスイヤホンを接続しようと思えば、デバイス側からワイヤレスイヤホンに接続して行かなくては切り替える事はできません。
ですからワイヤレスイヤホンをPCやゲームに接続した状態でスマホにかかって来た電話にワイヤレスイヤホンで応答しよう思っても、スマートフォンからイヤホンの接続操作を行ってからでないとワイヤレスイヤホンで出る事は出来ません。
そこで今回は2台のデバイスと常に接続しておく事ができるだけでなく聞く事もできるワイヤレスイヤホン「GENKI Waveform」をご紹介致します。
聖徳太子の様なワイヤレスイヤホン
今回紹介するワイヤレスイヤホン「GENKI Waveform」は2台のデバイスと接続状態にしておく事ができる非常に珍しい機能を持ったワイヤレスイヤホンで、2台同時に接続しておけるだけでなく、2台のデバイスから再生されるサウンドを合成して再生する事もできるデバイスなのです?
例えばSwitchとiPhoneに接続していたとします。そしてSwitchで遊びながらで「GENKI Waveform」でゲームサウンドを聞いている時にiPhoneに着信があったとすればその着信音はゲームサウンドに被せた状態で耳から聞こえるのです。
つまりゲームサウンドが耳のワイヤレスイヤホンから鳴っているにも関わらず通話相手の声も聞こえると言うのがこの「GENKI Waveform」の特徴を表しており、ゲームをプレイしながら電話の相手と会話も出来き、しかもゲーム音は相手に聞こえてはいませんので、電話の最中も内緒でゲームに没頭する事も出来ます。
10mmダイナミックドライバーとバランスド・アーマチュア・ドライバー
そしてこの「GENKI Waveform」は2台のデバイスから再生される音を同時に聞く事ができるだけではなく、音にもしっかりとした拘りがあり、まず低音域の再生が得意な10mmのダイナミックドライバーが使われているだけでなく、中〜高音域の再生が得意なバランスド・アーマチュア・ドライバーの計2つのスピーカーを内蔵する事により低音から高音までしっかりと再生する事ができます。
またオーディオプロファイルについてはapt-Xはサンプリングレート96kHzまでのサウンドの再生が可能なだけでなくiPhoneで使われているAAC(最大サンプリングレート:48kHz)にも対応していますので、接続したどのデバイスにおいてもクリアで迫力のあるサウンドの再生が可能となっています。
そしてこの「GENKI Waveform」が他のワイヤレスイヤホンと違うのは、充電機能付きのイヤホンケースそのものがトランスミッターの機能を持っており、3.5mmイヤホンケーブルでケースに接続するかPCとUSB-Cケーブルで接続する事でapt-Xプロファイルをサポートしていないデバイスでもケースとワイヤレスイヤホンを繋げる事で高音質なサウンドを楽しむ事ができるのです。
また1度の充電で13時間の連続再生が可能なのでゲームの長時間プレイにも途中でバッテリー切れを起こしたりしない様になっています。
Adaptive Active Noise Cancellation搭載
そしてこの「GENKI Waveform」では最新のノイズキャンセリング技術であるAdaptiveANCを搭載しています。
このノイズキャンセル技術は、例えばイヤホンの差し込みが悪く隙間がありそこから周囲の音が漏れ入るとどうしてもノイズキャンセルの効果が薄れてしまいますが、AdaptiveANCではフィードバックマイクと言う、耳の中で音を拾うマイクで実際にどう言ったサウンドが聞こえているのかと言う音を拾う事で補正をかける事で、少しイヤホンが緩んでいて外部の音が入る状態であったとして、しっかりと耳がイヤホンによって密閉された状態のサウンド再生を再現する様になっています。
またパススルーと言って外部のノイズを消すのではなく、外のマイクで拾った音をスピーカーから再生するモードも備えており、イヤホンを装着したまま相手と会話する事も可能となっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/humanthings/genki-waveform
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