みなさんはノートPCに外部モニターを接続して使われた事ってありますか?
ノートPCの場合、例えば4Kサイズの画面領域があったとしてもモニターそのものの大きさが13〜16インチあたりですのでウィンド1枚を画面いっぱいに広げて作業するには快適なのですが、画面に2枚3枚とウィンドを並べて作業をするとどうしてもウィンドのサイズが小さくなるため、例えばPowerPointで編集作業をしている様な場合、用紙全体を表示させようと思えば縮尺を小さくせざるをえず、文字は更に小さくなり見辛くなります。
そう言った場合、複数モニターがありますと、とそれぞれのモニターに必要な情報を表示して作業を進める事ができますので、非常に快適に作業を進める事ができますし、リモート会議などでもリモート会議の画面は別画面にする事で会議をしながらの作業と言うものもし易くなります。
そこでオススメなのが持ち運びにとても便利なモバイルモニターと言うジャンルのモニターなのですが、今回はSAMSUNGのOLED液晶を採用した13.3インチのモバイルディスプレイ「FlexMirror」をご紹介致します。
OLEDディスプレイの特徴
OLEDディスプレイは家電量販店などで見かけられた事もあるかと思いますが、まず画質が従来の液晶ディスプレイとは格段に違います。
従来の液晶ディスプレイはバックライトの光を液晶シャッターが開いて透過するか、閉めて通さないかでコントールしておりシャッターを閉めていてもバックライトが漏れ出ていましたので真っ暗な映像でも画面全体がグレーっぽく光っていたのですが、OLEDディスプレイはLEDと言う文字が入っている事からも分かる通り、規則正しく並んだLEDが点灯するか点灯しないかで画面を表示しますので黒い部分は本当に真っ暗なのでコントラスト比が700,000:1と非常に高く、画面の明るさも390nitと非常に明るいため、シャープで綺麗な映像を映し出す事ができます。
また家電量販店などでOLEDディスプレイをご覧になった方はディスプレイの薄さがあまりに薄すぎるのに驚かされたかと思いますが、この「FlexMirror」も厚みは6.7mmしかなく言うなればiPadを1枚余分に持ち歩いている様なもので、重さはiPadよりも軽い595gしかなくさおれでいて7,000mAhものバッテリーを搭載しており、ケーブル接続ですと最大6時間、ワイヤレス接続ですと最大7時間の連続使用が可能です。
WindowsやAndroidならワイヤレスでもタッチ操作可能
次にこのモバイルモニター「FlexMirror」は、10点マルチタッチ対応のタッチパネル搭載のOLEDディスプレイで、WindowsやAndroidであればワイヤレスであってもタッチ操作が可能なのです。
これは非常に扱い易く、せっかくマルチタッチのWindowsノートPCを使っていたとしてもディスプレイがタッチ操作が可能でなければモバイルモニター側はマウスやトラックパットを使いマウスカーソルを動かして操作しなければならず非常に面倒ですが、モバイルモニターもタッチ操作可能であれば、メインのPCと同じ様にタッチ操作が可能ですので違和感なく操作する事ができます。
そしてまたこのモニターはSamsung DeXに対応していますので、Galaxyなどをこのモニターに接続すればスマートフォンとこのディスプレイに全く別なアプリを表示させて作業すると言った事も可能ですので、学生さん等はわざわざPCを買わずともスマートフォン1台でレポートなどもこのモニターがあれば楽にこなす事ができます。
MacやiPadは….
そしてまた、MacやiPadに至ってはUSB-Cによるケーブル接続オンリーとなってしまいますが、USB-Cケーブル1本でこの「FlexMirror」が利用できますし、「FlexMirror」にはUSB-Cコネクタが2ポートありますので、もう1ポートを使って給電してやればバッテリー残量を気にせずに何時間でも作業する事ができます。
またNintendo SwitchもUSB-C接続が可能なモニターであればUSB-Cケーブルを使って接続する事ができるのはみなさんご存じですが、このモニター「FlexMirror」もSwitchの外部モニターとして利用する事ができますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
なお「FlexMirror」はアメリカ国内への発送しか受け付けておらず、そのあたりは代行業者等を使う必要がありますのでご注意下さい。
https://www.kickstarter.com/projects/flexmirror/flexmirror-the-only-wireless-oled-monitor
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