一般的なプリンターは、プリンターは固定されていて印刷する素材を動かしてプリントを行いますが、ハンディープリンターは素材の方を固定し、プリンターの方を動かしてプリントします。
そしてハンディプリンターが登場した当時は熱転写方式でしたが今ではインクジェット方式になっており、紙だけでなく布や樹脂、金属などにもプリントすることができるハンディープリンターもあり、単色印刷のものからフルカラー印刷できるものまで種類も様々です。
そして最近のハンディープリンターの中にはディスプレイを搭載し、印刷内容をプリンターに搭載されたタッチパネルを使って編集しプリントできる使い勝手の良いプリンターもあり、今回紹介するハンディープリンター「Printisian」には何と5インチもの大きなタッチパネルを搭載しています。
レーザーアライナー
今回紹介するハンディプリンター「Printisian」は文字だけの印刷であったり、記号だけならこの「Printisian」のタッチパネルだけで編集しプリントすることができますが、イラストや画像などはスマートフォンからこのハンディープリンターに送る事で画像のプリントなども行えます。
そしてレーザーアライナーと言うオプションで用意されているアタッチメントを使う事でプリンターヘッドの幅以上の大きなものを分割してプリントすることができるのですが、レーザーアライナーからレーザー光が照射されており、そのレーザーが描き出すラインと今プリントした部分のエッジをしっかりと合わせてプリントする事で大きな画像をズレずにプリントすることができます。
またこの「Printisian」には黒、赤、黄、青、紫の5色のカートリッジが用意されているのですが、カートリッジを交換し重ねプリントする事でフルカラーでプリントすることもできます。
そしてこの「Printisian」にはSmallとLargeの2種類の大きさのインクカートリッジが用意されており、Smallサイズのインクカートリッジには幅12.7mmのプリントヘッドを搭載しており最大600DPIの高画質でプリントが行えますし、Largeカートリッジには25.4mmのプリントヘッドを搭載しており解像度は300DPIとSmallの半分しかありませんが、その代わりに倍の幅を一度にプリントすることができますの2つのインクカートリッジを使い分ける事で効率的にプリント作業が行えます。
現場での作業に便利なアダプター
次にこの「Printisian」にはレーザーアライナーの他にパイプアダプターと言ってパイプにプリントする際のガイドとなるアダプターがオプションで用意されており、このアダプターを使う事でパイプに真っ直ぐに綺麗にプリントすることができます。
そしてエッジポジショナーは板の側面にプリントする際に使用するアダプターで、薄い板を挟み込んだ状態で横スライドする事でこちらも板の側面に綺麗にプリントすることができますので、現場で使う材料にどこに使うものなのか、サイズなどをプリントする事で間違えずに済みます。
バーコードスキャナ
そしてこの「Printisian」にはアタッチメントのオプションにバーコードやQRコードコードを読むことができるスキャナが用意されており、コードをこのスキャナで読んだ後で製品名をプリントしたり宛名をプリントしたりと言った作業に使えたりバーコードを使った商品管理やクライアント管理などもこのハンディープリンタ1つで出来ますので、まだ紹介していないこのハンディープリンターの機能と合わせて詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/printisian/printisian-print-anything-anywhere-all-at-once
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