最近ではスマートフォンでコントロールする事ができる家電製品が続々と出て来ており、えっ!!こんなものまでスマートフォンでリモートコントロールできるの?と言うものまで出て来ています。例えば、電子レンジやロボット掃除機などはかなり前からWiFiでインターネットに繋がってスマートフォンでコントロールできますし、最近ではエアコンや照明と言ったものまでインターネットに繋がり、Bluetoothも合わせると扇風機などもBluetoothでスマートフォンからON/OFFできたりするなど、家電量販店に行ってスマートフォンやインターネットに接続できない電化製品を探す方の事の方が難しくなっています。
ですがまだまだ使える電化製品をわざわざ物珍しさだけでそう言うスマートフォンやインターネットに繋がる電化製品に変えると言うものもったいない話で、そう言う無駄な事をしなくてもコンセントを変えるだけですぐにインターネットやスマートフォンに繋がるのがこの「Swidget™」です。
ではこの「Swidget™」と言うコンセントは一体どう言うものかと言いますと見た目は普通の2口コンセントでありながらその差込口の間にスロットがあり、ここにこれから続々とリリースされるであろうモジュールを差し込み、差し替える事でコンセントの電源ON/OFFをスマートフォンからコントロールしたり、電気の流れや部屋の様子を監視したりする事ができるのです。
そして今回、「Swidget™」と一緒にリリースされるのが”WiFi Control Insert”と”Z-Wave Control Insert”の2つのモジュールで、”WiFi Control Insert”はWiFiで自宅のワイヤレスネットワークに接続されスマートフォンからコンセントのON/OFFをコントロールできる他、使用電力量の管理もできますので、例えばこの家電製品が1ヶ月あたり、1週間あたり、1日あたり、1時間あたりどれくらいの電気代がかかっているのかが一目瞭然になります。
更にこの”WiFi Control Insert”はAmazonの音声認識AIの”Alexa”やGoogle Home, Nest, IFTTT, Stringifyと言ったサービスにも対応していますので、Amazon Echoから話しかけて「Swidget™」ののコンセントに差し込んだ扇風機を動かすなんて事もできます。
そしてもう1つの”Z-Wave”はあまり聞きなれないかもしれませんが、日本ではHEMS(Home Energy Management System:ホーム エネルギー マネジメント システム)と言う電力の見える化を行う機器に使用されているWiFiに似た通信規格で、”Z-Wave”モジュールを取り付ける事でHEMSコントローラーからコントロールする事ができます。
更に将来的には様々なモジュールがリリース予定ですし、自分自身で作るモジュールを作る事ができるDIYキットもラインナップされています。そして現在予定されておりリリースの可能性が高いのがまずUSB電源です。その次がナイトライトで、その次が停電時に点灯する非常灯等です。
この他にもモーションセンサーを内蔵して人の動きを感知してコンセントをON/OFFするモジュールや、スケジュールでコンセントをON/OFFできるタイマーモジュール、センサーとしては部屋の状態を監視する温湿度センサーや一酸化炭素センサー、そして部屋の様子を映し出すカメラモジュールやBluetoothスピーカー、そしてWiFiの電波の弱い部屋にはWiFiの電波を中継するレピーターモジュール、そして赤外線リモコンでしかコントロールできない家電製品をコントロールする為の赤外線送信モジュールなどが現在のところ構想されており、この後もリクエストによっては私達の暮らしをもっと便利にしてくれるモジュールが今後随時リリースされるでしょうから、「Swidget™」の将来が楽しみです。
なお「Swidget™」の詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/swidget/swidgettm-outlet-the-smart-home-device-for-all-pla
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