iPhoneでワイヤレスイヤホンを使うのであれば、AirPodsやAirPods Proがベストなのは言うまでもありません。
ただAirPodsやAirPods Proでなくとも、AACと言うプロファイル(音をデジタル信号に変換して送る為の規格)に対応したBluetoothワイヤレスイヤホンであれば、iPhoneの実力を十二分に発揮する事ができ、Apple Musicに登録された楽曲も高音質で楽しむ事ができます。
しかも今回紹介する「CCA CX10」はBluetooth5.0を採用し、TWS(True Whirless Stereo)にも対応していますので音質面ではかなり期待できます。
ダブルマグネット7mmドライバー
さてこの「CCA CX10」に対する音質への期待はBluetooth5.0にプラスしてTWSサポート、そしてiPhoneユーザーには嬉しいAACプロファイルのサポートと言った事が挙げられますが、これにプラスして直径7mmのダブルマグネットドライバーを採用している事も挙げられます。
このダブルマグネットと言うのは通常スピーカーは振動によって空気を震わせ音に変える振動板にはコイルが巻かれており、このコイルに電流を流す事で磁界が発生してスピーカーに内蔵された磁石と引き合ったり反発する事で振動するのですが、ダブルマグネットスピーカーはこの磁石が2つと言う事になります。
ではダブルにするメリットは何かと言いますと、低い音を出す時は振動は大きくゆっくりと振動し、高い音を出す時は細かく早く振動しますので、1つのでスピーカーで全ての周波数の音を出す事は到底無理で設計段階時にどの周波数の音をメインに出すかを考えて設計しなくてはいけなかったのです。
ですがダブルマグネットは基本は低周波数の音を出すスピーカーの様な設計をしておきながらもう1つのマグネットの磁力で素早く振動板を元に戻す事で、高い音まで出せる様にしているのです。
ですからこの「CCA CX10」に搭載している7mmのドライバーは20Hz〜6kHzあたりまでの可聴域ではほぼどの周波数も変わらない大きさでサウンドを再生する事ができるのです。
FPSゲームに対応したゲームモード
次にこの「CCA CX10」で注目すべきはゲームモードと言うモードを備えている点です。
これはFPS(First Person shooter)の様なタイムラグに非常にシビアなゲームをプレイする場合、音もゲームの勝敗を左右する1つの要因で、例えば敵が移動する足音、撃った弾の銃声などが遅れて聞こえて来ると、そのタイムラグで時分がやられて勝敗が決する事が多いからです。
ですからFPSゲームの様なリアルタイム性がシビアに求められるゲームではキーボードもマウスも有線、ヘッドホンも有線で接続するものを利用すると言うのがセオリーになっているのですが、この「CCA CX10」ではゲームモードと言う、音質をちょっと犠牲にしても遅延を超々短時間に抑えたモードを用意する事で、ほぼレイシティーゼロは言い過ぎかもしれませんが、それくらい遅延の遅いワイヤレスイヤホンにする事で今までFPSゲームは有線ヘッドホンがマストと言う常識を覆しています。
連続再生最大3時間
そして「CCA CX10」の連続再生時間は最大3時間で、充電機能を持ったケースを併用する事で最大30時間ちょっとは充電ケースの充電も不要で使用する事ができます。
またワイヤレスイヤホンそのものにはタッチセンサーが内蔵されており、イヤホンへのタッチで再生/ポーズの切替ができ、左のイヤホンのダブルタップで曲戻し、右のイヤホンのダブルタップで曲送り、2秒長押しで音声アシストの起動なども行える様になっていますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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