その昔、今の様に検査機器が発達していない頃は医者は聴診器を使い何十分と身体から発せられる音を聞いて病気を見つけました。
それを逆に取れば病気はある程度、体内の音を聞く事で分かると言えますし、私達も日頃から心音を聞いておく事で家族やペットの異常にいち早く気付いてあげる事ができると言えます。
そこで今回は誰もが簡単に使えるデジタル聴診器「Stemoscope」をご紹介致します。
ガイド付きで便利
まずこの「Stemoscope」の特徴として挙げられるのが、使い方を知らなくてもちゃんとガイドしてくれる点です。
この「Stemoscope」では人と動物、そして植物と様々な動植物の内部音を聞く事ができるのですが、例えば人間ならある程度心音を聞く場所と言うのは分かっていますが、犬となると心臓がどこにあるのか、聴診器をどこに当てたら良いのかなんて事は殆どの方が知らないでしょう。
ですからこの「Stemoscope」ではスマートフォンのアプリで例えば犬なら、対象を犬に合わせると「Stemoscope」を当てる場所をイラストで図示してくれますので、誰でも間違いなく心音を聞く事ができます。
比較できるので安心
そしてスマートフォンで聞いた心音等は生の音データをスマートフォンに記録する様になっていますので、実際におかしいな?と感じたら以前に記録したデータと聞き比べてみる事でその変化を自分自身で確認する事が可能です。
また生データを記録しておく事で、今では心拍数程度しか表示する事はできませんが、いずれはAI等を使えば心音から呼吸や心臓の動きまで把握することができますので、心臓にまつわる疾患の警告等もできる様になるでしょう。
別な使い方も
そしてこの「Stemoscope」は心音を聞くだけではありません、その心音をスマートフォンで再生する事も可能です。
ですから、なかなか寝付けない赤ちゃんにお母さんの心音を記録しておき、なかなか赤ちゃんが寝付けない時にスマートフォンからお母さんの心音を再生する事で赤ちゃんを寝かしつける等の活用法が考えられます。
自然の音の録音にも
そしてこの「Stemoscope」は聴診器として以外にも自然音を記録するマイクとして流用する事も可能です。
最近動画サイトでは、効果音や咀嚼音と言った音メインの動画が流行っていますが、こう言う音メインの動画はやはり高性能マイクが必要ですが、そう言う音を録音をするにはベストなマイクとして使えますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1331775203/stemoscope-listen-to-the-sound-of-life
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