Apple純正のワイヤレスイヤホンAirPods2はW2チップを搭載する事でAirPodsと比べて非常に早くiPhoneと接続され、そして音が途切れる事なく最高の音質で楽曲を再生してくれるiPhoneユーザーにとっては最強のイヤホンです。
ただ1つ難点があるとすればそれは価格で、22,800円(税別)(※ワイヤレスチャージャー対応タイプ)もするイヤホンを誰しもが気軽に購入でき、使用できる訳ではありません。中には1万円程度まで価格が下がれれば何とか手を出せるのにと価格の高さを恨めしく思っておられる方は多い事でしょう。
そこで今回は、たったの$69で購入する事のできる、見た目はAirPods、でも中身はAirPods2以上の性能を持っているBluetoothワイヤレスイヤホン「Pamu Slide」をご紹介致します。
低音の再生能力が高い「Pamu Slide」
まずこの「Pamu Slide」で注目すべき所は低音の再生能力です。
通常イヤホンのスピーカーは耳にダイレクトの装着する事を考慮してあまりサイズを大きくする事はできません。
その為にどうしても100Hz~1000Hzと言う人の声に含まれる周波数を中心に再生できる様に設計をしますのでどうしても低音と高音の再生能力が低くなってしまいます。
ですから普通は高音再生用のツイータースピーカー、低音再生用のウーファー、サブウーファースピーカーと組み合わせる事で1つのスピーカーを作り上げます。
ただ最近はグラフェンスピーカーと言う電気を流しやすく電気を流すと大きく伸縮する炭素原子から作られたダイヤモンドよりも固いシートから作られたスピーカーはどの周波数においてもほぼフラットな再生能力を持っていますので、最近はグラフェンスピーカーを使ったイヤホンも増えているのですが、音質的にどうしても硬さが出て来て好みが分かれます。
そこで従来のスピーカーの音の柔らかさを生かしつつ、低音や高音もグラフェンスピーカーの様に出す事ができないかとして作られたのが今回紹介する「Pamu Slide」に内蔵されているスピーカーで、ダイヤフラムの厚みが何と6μmとスピーカー越しに向こうの風景が見えるくらい薄いコーンに仕上げる事で何と低音の再生能力が飛び抜けて良く、それは上記AirPods2との比較グラフからも明らかです。
ノイキャン搭載
そしてこの「Pamu Slide」にはAirPodsではまだ搭載されていないアクティブノイズキャンセラーも内蔵しており、左右両方のイヤホンに内蔵されたマイクによって周囲360°あらゆる方向から耳に飛び込んで来る騒音をかき消して雑踏の中でもコンサートホールで聞いている様な静けさを演出してくれます。
AACにApt-X
そしてBluetoothイヤホンにおいてBluetooth4.x対応なのかBluetooth5.xなのかは非常に使い勝手に差が出ます。
Bluetooth4.xは残念ながら伝送スピード、電波到達距離共にBluetooth5.xよりもかなり劣っていますので、より音質を追求するのであればBluetooth5.x対応は必須で、Bluetooth5.xに対応している事で音が途切れたりと言う事もなくなりますし、なおかつハイレゾ音源の様な大量のデジタル音データを送信しなければならない様なものはBluetooth5.xに対応していなければ伝送できませんのでより良い音で楽曲を楽しむのならBluetooth5.xは必須で、当然この「Pamu Slide」はBluetooth5.xに対応しています。
更にクアルコムQCC3020チップを搭載する事でApt-Xコーディックの他にAACコーディックに対応していますのでAndroid端末でもiPhoneでも非常に音質の高いサウンドを楽しむ事ができます。
更にこの「Pamu Slide」の連続再生時間は10時間とハンパないのです。AirPods5で5時間なのでその倍の再生時間がありますし、これは充電機能のついているケースで何回か充電した時の合計再生時間ではなくワイヤレスイヤホン単体での再生時間、ケースに内蔵されたバッテリーで充電すると何とその再生時間は60時間を誇ります。
Pamu Slide Plusはスマホをワイヤレス充電
そして”Pamu Slide Plus”にはQiワイヤレス充電用の送電コイルが内蔵されており、イヤホンを充電する為の電力を何とスマートフォンへも給電する事ができる様になっていますので、1日に1回程度スマートフォンを充電しなければバッテリーが持たないと言う方はこの”Pamu Slide Plus”をモバイルバッテリー代わりに使えますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
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