最近は家電製品はもとより、住宅設備までインターネットに接続されスマートフォンからリモート操作できる様になって来て、私たちの生活はますます便利になっています。
特にエアコンやお風呂がスマートフォンから操作できると帰宅時に部屋の温度は快適な室温になっていますし、帰宅してすぐにお風呂に入りたいと言った場合も待たずに入れます。
また冬場、寒くて動きたくない、布団から出たくないと言う時も布団の中からスマートフォンでエアコンを入れたり照明をONにしたりカーテンを開けたり、コーヒーを淹れたりと今では様々な事がスマートフォンで出来るのですが、1つ問題は買い換えなければならないと言う事です。
ただエアコンなどの赤外線リモンで操作できるものはインターネットに接続された学習リモコンによって操作ができますし、照明なども赤外線リモコンで操作できれば学習リモコンから操作できますが、そうではないリモコンもなく直接、その場所に行って操作しなければならない様な家電製品や住宅設備は買い換えないとリモート操作できませんが、今回紹介する「Fingerbot Plus」があればそう言った不都合を解消する事ができます。
物理的にスイッチを押す事ができるIoTデバイス
この「Fingerbot Plus」の便利な所はアームを備えており、そのアームがスマートフォンの操作で動いて実際に家電製品や壁のスイッチを押す事が出来る所です。
ですからこの「Fingerbot Plus」を使えば既存の家電製品や住宅設備を買い換えたり、取り替えたり、改造したりせずにリモート操作できるのです。
しかも”Fingerbot”は既に市販化されており、今回紹介する「Fingerbot Plus」は”Fingerbot”の改良版で、押しボタンスイッチの他、トルグスイッチ、レバースイッチなど対応するスイッチの数が増えている他、作動する時に押しっぱなしにしなければならない様なスイッチにも対応しています。
またモーターのトルクも上がり”Fingerbot”が9Nのパワーしか出せなかったものが「Fingerbot Plus」では15Nと約倍近い力を出す事ができる様になっていますので、古いトルグ式の壁スイッチなども問題なく入り切りする事ができる様になっています。
手動スイッチが追加
そしてこの「Fingerbot Plus」で便利になったのが、「Fingerbot Plus」そのものに操作スイッチ(タッチスイッチ)が追加された事です。
この「Fingerbot Plus」もそうですが、物理的にスイッチを操作するIoTスイッチはこのシリーズ以外にも他社からもいくつか製品化されていますが、スイッチを操作できる位置に貼り付けるので、実際にそのスイッチを操作しようとした時にIoTスイッチが邪魔をしてスイッチが押せないと言う事があるのです。
そう言う時、スイッチが目の前にあるのにわざわざスマートフォンを取り出し、アプリを開いて操作すると言う非常に非効率的な操作を”Fingerbot”も行わなければならなかったのですが、この「Fingerbot Plus」では本体に設けられたタッチスイッチを押す事で「Fingerbot Plus」は動作しますので、そう言う煩わしい操作をしなくて済む様になっています。
他のIoTデバイスと連携して自動化
またこの「Fingerbot Plus」ではアプリからの操作の他にIFTTTやAlexa, Google Homeと言ったスマートスピーカーに対応しており、他社製のセンサーや音声による操作が可能になっています。
特にIFTTTを利用する事で、玄関のスマートキーを閉めたら部屋の電気を消す様に壁の照明に取り付けた「Fingerbot Plus」を使い順に消灯すると言った事をルーティン化する事もできますし、逆に帰宅して玄関ドアを解錠すれば照明を点灯させると言う操作をプログラムする事もできます。
ただそれを行う場合は「Fingerbot Plus」はBluetoothでの通信しか装備していませんので、HomeHubと言うインターネットと「Fingerbot Plus」を繋ぐコントローラが必要となり複数の「Fingerbot Plus」にHomeHubをセットに含めたバリエーションもいくつかラインアップされていますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
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