指輪型のマウス、入力デバイスって実は、コントローラーとしては人に対しても優しく、入力デバイスとしてはマウスよりも高機能だってご存じでしたか?
指輪型のマウスには9軸センサーが内蔵されており、この9軸センサーによって指がどちに動いたのか(右から左、上から下….前から後ろ….)また、センサーは地面に対して垂直なのか水平なのか斜めなのか、と言った角度等も知る事ができるので、そう言った動きを緻密に検出する事ができれば、ペンタブを使うのと同じくらい細かな描画が可能になるかもしれません。
そして今回紹介する指輪型マウス「VANZY」は絵を描くとこまでは行かないものの、従来の指輪型マウスよりも出来る操作が格段に多く、またその操作方法も直感的に間隔ですぐにおぼえ憶えられる様に工夫されています。
クルクルと指を回してコントロール
今回紹介する指輪型マウス「VANZY」には指を上下左右に動かすと言うジェスチャーに加え、指を時計回りにクルクルと回したり、反時計回りに回したりと言うジェスチャーが加わっていると言うジャスチャーが追加されているのが最大の魅力点です。
何故なら例えば音楽や動画を再生するアプリにおいて指輪型マウスでの操作は一般的に指の上下はボリューム操作、指の左右への動きは曲のスキップや、動画の一定間隔での早送りに割り当てられていますが、これにプラスクルクルと指を回すと言う操作が増えれば、ミュージック系アプリであれば、曲の前奏を飛ばしたり、サビの部分へと一気に飛ばして再生したり、また戻したりと言った操作が増やせます。
またこう言った操作の割り当ては、アプリによってカメラ、メディア再生、ブラウザと言う様なある程度カテゴリー分けされた上で変更できる様にもなっています。
ジェスチャーとマウスを切替
また「VANZY」では、ジェスチャーモードとマウスモードを分けており、「VANZY」の右端をダブルタップする事でマウスモードに、左端をダブルタップする事でジェスチャーモードへと切替られ、マウスモードではエアマウスと同じ様に指の動きに合わせてマウスカーソルが動く様になっていますので、VRゴーグルをつけての操作と言った場合でも指元を見ずに感覚だけで操作できる様になっていますので便利です。
また「VANZY」の表面は3分割されたタッチセンサーになっており、ジェスチャーモードでも、マウスモードでも右端のタップはマウスの右クリック、左端のタップは左クリック、そして「VANZY」の表面上を右から左へのスワイプ操作はスクロールダウン、左から右へと指を親指を当てて滑らす操作はスクロールアップと言った具合にマウスのホイールと同じ様な機能が割り当てられています。
オールデバイスで利用可能
そしてこう言ったデバイスの多くはWindowsPCでの利用を前提に設計されている事が多いのですが、この「VANZY」ではMacでも利用可能ですし、Androidスマートフォンやタブレット、そしてiPhoneやiPadと全てのデバイスで使えると言うのが魅力的な所で、複数のデバイスとペアリングしておき、コントロールするデバイスも「VANZY」から簡単に切替られる様になっています。
また充電クレードルを兼用したリモコンスティックも用意されており、こちらはこちらでまた違ったジェスチャー操作を割り当てる事ができる様にもなっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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