スマホをヘッドマウントディスプレイにしてVR(バーチャルリアリティー)を体験できるアダプターは数多くあり、スマホのディスプレイを使い、スマホ内蔵のセンサーを使うので、スマホを収めるケースだけあれば簡単にVRヘッドマウントディスプレイが作れるので、ダンボール製から、ちゃんとプラスティック成形されたものまで様々なものがあります。
またスマホ内蔵の9軸センサーを使うので簡単にどの方向に向きを変えたか?等々すぐにデータは取得できVRディスプレイにするにはもって来いのデバイスでもあります。ただVRなので自分自身はその中には入っていけませんし、何かモーションを起こしても実際には反映されないのがちょっと残念です。
そのVRにAR(拡張現実)機能を加えたのがこの「Impression π」です。ARは実際に見ている映像の中に自分の動きを投影させる技術です。例えば見えている視線なので、手や足と言った部分を実際に映像の中に合成し仮想の手を、見ている仮想の映像の中に合成する事により実際に自分の手を見ることができ、実際にはないモノを動かしてみたりする事ができますのでより現実に近くなります。
ではどうやって自分の手を認識しているのか?それはヘッドマウントディスプレイに内蔵された2台のCCDだ。それと赤外線照射装置。Kinectはレーザーを被写体との空間距離を計測しているが、こいつはCCDで得られた画像を処理する事により、例えば手を認識している。更に精度を上げる為に赤外線を照射し、おそらくフィルターをかける事により被写体で反射された赤外線だけ通すことにより、被写体のエッジの抽出を的確にやっているのだろう。
ディスプレイはスマホを使うにしてもAR用のセンサーがついて$300以下で手に入るのだからかなりお買い得だ
詳細は下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/impressionpi/impression-mobile-vr-ar-with-gesture-position-trac
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