みなさんは”セグウェイ”と言う乗り物はご存じでしょうか?同じ様な原理で動く乗り物としては昨年に”ホバーボート”と言う乗り物が流行ったのですが、これら乗り物の特徴として挙げられるのは体重移動で動かせる事です。
例えばセグウェイは二輪車に両手で持てるハンドルがついており、ハンドルを前に倒す事で前進し、そして更に倒す事で加速して行きます。またハンドルを右へ倒せば右に曲がり、左に倒せば左、そしてハンドルを手前に引けば停止し、更に引くとバックする事も可能な乗り物なのですが、この操縦方法って非常に直感的でわかりやすくまたバランスも取りやすいのです。例えばセグウェイには乗った事がなくても自転車にはみなさん乗るかと思いますが、早く走ろうとすると前傾姿勢になって立ち漕ぎにもなったりしますし、早いスピードで曲がろうとすると曲がる方向に自転車を倒して曲がりますが、それと同じ様なもので、この操縦方法と言うのは私たちが小さい頃から自転車に乗って身につけて来た乗り物の操縦方法なのです。
それをうまく利用して初心者でも乗りやすくしたのが今回紹介する電動スケートボード「StarkBoard」です。
この「StarkBoard」は前述した様にスケードボードの前方に重心を移動させる事で前進しそしてスピードを調整します。また止まる時はスケートボードの後側に重心を移す事でスピードは落ちそして停止し、そして更に後ろに重心を移す事でバックする事もできるのですが、この重心移動でスピードコントールできると言う事がどれだけ安定性があるのか計り知れません。
例えば電動スケートボードの操縦で多いのが専用のスロットコントローラーやスマートフォンを使って指でスピードをコントールする方法です。この方法は一見、楽で便利な様に思えるのですが、いきなり指が大きく動いて急加速した場合はスケートボードが先に進みそして自分自身は取り残されたりしますし、指の動きと重心の移動をシンクロさせないとすぐにバランスを失ってしまいますので、それを習得する為の練習が必ず必要になって来ますが、この「StarkBoard」ではその必要性は全くなくすぐに乗りこなす事ができます。
そしてまた例えば急な下り坂の場合では、普通のボードはどんどん加速して行ってしいますが、この「StarkBoard」ではボードの後ろに体重を移す事でモーターブレーキをかけながらゆっくり降りて来られると言うのも初心者にとっては嬉しい機能ではないでしょうか?
また走行性能ですが、最高時速は32km/hで、バッテリー1本での最大走行距離は約20km、そして登坂能力は15%になり、バッテリーは取り外しができて交換可能ですので、予備バッテリーを持っておく事で田舎や山道での長距離移動も安心です。
そして「StarkBoard」にはスマートフォンにインストールする専用アプリケーションが用意はされているのですが、走行には一切関与しません。あくまで操縦は重心移動で、アプリケーションでは何をしているのかと言いますと、バッテリーの残量やモーターやバッテリー温度の確認、そしてスマートフォンのGPSを利用してのトラッキング機能とヘッドライト、テールライトの点灯制御及び3種類の運転モード(ビギナー、ノーマル、マスター)の変更のみが用意されています。
ですからアプリケーションでスロットルのコントロール機能がなかったり、スロットルコントローラーが用意されていない事を見ると本当に重心移動でのコントロールに自信がある事がわかりますよね。
なお詳細につきましては下記URLをご覧ください。
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