みなさんは車のタイヤのバースト(タイヤの破裂)の1番の原因は空気圧不足だってご存じでしたか?
特に空気の減ったタイヤで高速道路を高速走行する事で引き起こされる”スタンディングウェーブ現象”は、タイヤの側面が波立つ事でタイヤが発熱し、タイヤ内部の構造が損傷され最終的には破裂と言う最悪の結果をもたらします。
ですので車のタイヤも自転車のタイヤと同じ様に定期的に空気圧を測定し、空気が足りなければ空気を足して適切空気圧を保つ様に心がければ良いのですが、EVや最近の高燃費な車に乗っているとガソリンスタンドに行く機会がそもそも減って空気圧そのものもあまり見なくなっています。
そこで今回は、家庭で車のタイヤにも空気を入れる事ができる電動空気入れ「ONE」をご紹介致します。
コンパクトなのにハイパワー
今回紹介する電動空気入れ「ONE」は、コンパクトなのにハイパワーで、ジープの様な車体が重く、そしてサイズの大きなタイヤでも2〜3分と言う超短い時間で空気を充填する能力があると言うのが最大の魅力です。
と言いますのも、自転車のタイヤにはせいぜい数kg、電動自転車でも10kg前後の重さしかタイヤにはかかっていませんが、それでも空気が徐々に入って行くと空気入れは重くなってハァハァ言いながら空気を入れなくてはいけませんよね。
それが1トン2トンあるボディーが乗っているタイヤだとすると、こちらがポンプを押してタイヤに空気を入れる力よりも、車の重さによってタイヤから押し出される空気の圧力の方が勝りますので、なかなか入って行く訳はありません。
ですから電動空気入れも小さければそれなりのサイズのモーターしか入っていませんのでやはりパワー不足で負けてしまって空気がなかなか入って行かない、入らないと言った事が起こり、実際に電動空気入れを買ってみたものの、自転車のタイヤの様にはすんなりと空気を入れられないと言う経験をされた方も多いのではないでしょうか?
ですがこの「ONE」であれば2tクラスの車に装着された20インチクラスの大型タイヤであっても5分とかからず空気を充填する事が可能です。
いつでもスタンバイok
そしてこの「ONE」のもう1つのウリはバッテリーの自然放電が少ない事です。
空気入れなんてそう度々使用するものでもなく自転車に日頃乗っておられる方なら2〜3ヶ月に1回程度は空気を入れる機会もあるかと思いますので、その時にバッテリーが減っている事に気付いて充電する事もあるかと思いますが、車のためだけに持っている様な場合、春と冬のタイヤ交換の際くらいにしかチェックしないでしょう。
となるとバッテリーが自然放電してなくなっている事が大いに予想されますが、この「ONE」はフル充電状態から完全に自然放電して使えなくなるまでにかかる日数はおよそ300日、”ONE Pro”は400日と減るまでのスパンが非常に長いため、いざ使いたいと言う時にバッテリーが放電していて使えないと言う事はありません。
LEDライト内蔵
そしてこの「ONE」には最大100ルーメンとそう明るくはありませんが、LEDライトとしの機能も兼ね備えており、車に乗せておけばいつでもタイヤの空気が減った事に気付いた時に空気が入れられますし、あまりモノが良く見えない状況下で捜し物をしたりと言った際に照明としても使えます。
また空気が入れられるのは車やバイクだけでなく、自転車用のホースも付属していますし、浮き輪やビニールプール、ボールなどに空気を注入する為のアダプタなども付属しており、海やプールに持って行くと空気入れで楽が出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/oakiron/the-worlds-1-smart-tire-inflator-0
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